女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は21日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク37位の
L・フェルナンデス(カナダ)を6-1, 6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>アルカラスらリオOP組合せ<<前週のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)で今季初優勝を飾るとともに大会2連覇を成し遂げた世界ランク1位のシフィオンテク。上位8シードが1回戦免除のため、初戦となった2回戦では2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝したフェルナンデスと顔を合わせた。
この日、ファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得したシフィオンテク。第1セットでは第1ゲームから4ゲーム連取に成功すると1度しかブレークバックを許さず。第6ゲームで3度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功。第4ゲームでフェルナンデスに2度のブレークポイントを握られるも全て凌ぐと、そこから4ゲームを連取して1時間12分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「そんなに簡単ではなかったわ。スコアが示すよりもずっとタフだった。第2セットではもう1つレベルを上げる必要があった。コンディションに慣れる時間があまりなかったけど、しっかりしたテニスができたので良かったわ」と語った。
勝利したシフィオンテクは3回戦で第14シードの
L・サムソノヴァと対戦する。サムソノヴァは2回戦で世界ランク24位のジャン・チンウェンと対戦する予定だったが、試合前に棄権したため勝ち上がりを決めた。
同日には第2シードの
A・サバレンカ、第5シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第9シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第13シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)らがベスト16に駒を進めている。

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