テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会初日の16日に男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク139位の
S・ワウリンカ(スイス)は同53位の
A・モルカン(スロバキア)に7-6 (7-3), 3-6, 6-1, 6-7 (2-7), 4-6のフルセットで敗れ、2年ぶり17度目の初戦突破とはならず。大会初の初戦敗退となった。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>シフィオンテクら全豪OP女子 組合せ<<37歳で元世界ランク3位のワウリンカは2023年のシーズン開幕戦となった国別対抗戦ユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)にスイス代表として出場。カザフスタン代表の
A・ブブリク(カザフスタン)には勝利したものの、ポーランド代表の
H・フルカチュ(ポーランド)には敗れていた。
2014年に全豪オープン優勝を飾ったワウリンカが出場するのは2021年大会以来2年ぶり。今大会の1回戦では初顔合わせとなったモルカンと対戦した。
この日の第1セット、互いに3度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。ワウリンカが2度目のセットポイントをものにし、先行する。続く第2セット、2度のブレークを許し1セットオールとされるも、第3セットでは第3ゲームから5ゲーム連取に成功し、セットカウント2-1とリードする。
勝負を決めたいワウリンカだったが、互いに1度ずつブレークを奪い合い、もつれこんだタイブレークをものにできず、セットカウント2-2に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ワウリンカは2ブレークアップとされ、ゲームカウント2-5とリードを許す。第8ゲームで1度のブレークバックに成功するも、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをモルカンにキープされ、4時間22分の死闘の末に力尽きた。
勝利したモルカンは2回戦で第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と世界ランク94位の
V・ポスピシル(カナダ)の勝者と対戦する。
同日には第1シードの
R・ナダル(スペイン)、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第10シードのフルカチュ、第15シードの
J・シナー(イタリア)、第16シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが初戦突破。また日本勢では第31シードの
西岡良仁、世界ランク94位の
ダニエル太郎、同138位の
綿貫陽介が2回戦に駒を進めている。
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