男子テニスのアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は14日、シングルス決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク84位の
クォン・スンウ(韓国)が第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-4, 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで破って今季初のツアー制覇を達成するとともに、自身キャリア2勝目をあげた。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>西岡vsイメル 1ポイント速報<<16日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の前哨戦に位置付けられるこの大会。クォンは予選で敗れながらも、本戦欠場者が出たため本戦入り。第2シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)や世界ランク40位の
J・ドレイパー(イギリス)らを下し決勝に駒を進めた。
決勝戦、第1ゲームで幸先よくブレークに成功したクォンは、その後挽回を許すことなく先行。しかし第2セットでは序盤3ゲームを連取されると、そこからブレークバックできずセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、互いに譲らず2度ずつブレークしタイブレークに突入。2度のミニブレークを奪ったクォンが2時間42分の熱戦をものにした。
2021年9月のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP250)以来となるツアー2勝目をあげたクォン。男子プロテニス協会のATP公式サイトには試合後のコメントが掲載された。
「予選で負けてから、何も失うものはないと自分に言い聞かせてここまできたんだ。今日は本当にタフな試合だった。クレイジーだ」
また、25歳のクォンは韓国人男子では初となる複数のATPツアータイトル獲得者となった。
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