男子テニスのアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク36位の
西岡良仁が第5シードのH・ルーネを2-6, 6-4, 6-4の逆転で破り、今季初白星を飾るとともに初戦突破を果たした。
>>西岡、ジョコビッチらアデレード国際1組み合わせ<<>>西岡vsルーネ 1ポイント速報<<西岡は昨季8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)で準優勝を果たすと、10月のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)では4年ぶり2度目のツアー優勝。11月7日付の世界ランキングでキャリアハイの36位を記録している。
一方、19歳のルーネは2022年シーズンに大躍進。4月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝を飾ると、10月のストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)、11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)でタイトルを獲得。ロレックス・パリ・マスターズでは
H・フルカチュ(ポーランド)、
A・ルブレフ、
F・オジェ アリアシム(カナダ)、そして
N・ジョコビッチ(セルビア)を下している。
初顔合わせとなったこの試合の第1セット、西岡は第3ゲームで3度のブレークポイントを掴むも活かせず。直後の第4ゲームでブレークを許すと、第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。
それでも続く第2セット、第1ゲームで西岡がいきなりブレークに成功。第5ゲームで2度目のブレークを奪い、ゲームカウント4-1とリードする。直後の第6ゲームで1度のブレークバックを許すも、その後のサービスをキープし、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、西岡は第5ゲームでブレークに成功。直後の第6ゲームでブレークバックを許すも、第7ゲームで再びブレークに成功。第8ゲームで2度のブレークポイントを凌ぎ、2時間5分で勝利した。
勝利した西岡は2回戦で世界ランク63位の
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは1回戦で同67位の
D・ガラン(コロンビア)が6-3の時点で棄権を表明したため勝ち上がった。
同日には世界ランク29位の
M・キツマノビッチ(セルビア)が2回戦に駒を進めている。
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