国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ルーネ 躍進の秘訣「信念持つこと」

ホルガー・ルーネ
ロレックスパリMSでのルーネ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは17日、19歳で世界ランク11位のH・ルーネのインタビューを掲載。1年でトップ100圏外から自己最高の10位にまで浮上した躍進理由や、夏にあった不振、コーチであるパトリック・ムラトグルー氏のコメントなども交え成長の要因などが語られた。

今季だけでツアー3勝をあげたルーネ。今年の始めは103位だった世界ランクは11月にトップ10を記録するなど大躍進を遂げた。今シーズン、序盤は「ATP250」の予選や本戦1回戦で敗れるなど苦しい時間を過ごし、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では1回戦でクォン・スンウ(韓国)にフルセットで敗れ敗退。2月まではツアー6大会に出場したものの、わずか1勝をあげるにとどまっていた。

しかし、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では予選を勝ち抜き本戦入りを果たすと、1回戦でU・アンベール(フランス)を撃破。2回戦でM・ベレッティーニ(イタリア)に屈したが、ここから徐々にツアーでの白星を重ねていく。

4月にはチャレンジャー大会で優勝すると、同月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で再び予選を突破し本戦入り。A・カラツェフを破り初戦突破を果たした。その後のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)ではA・ズベレフ(ドイツ)E・ルースブオリ(フィンランド)O・オッテ(ドイツ)らを下し決勝に駒を進めると、最後はB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)と対戦。ザンスフルプの途中棄権によりツアー初制覇となった。

勢いのついたルーネはリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)で4強入りし、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初のベスト8に進出。世界ランクも20位台に入るが、ここからツアー6連続で初戦敗退を喫するなど思うように勝ち星をあげられなくなる。

この時期の苦しみについてルーネは「確かにタフだったよ。2試合連続で負けると、また頑張らなければならないし、達成したい目標について考えなければならない。でも、それはある意味、普通のことだと思ったんだ。これはスポーツなんだから、受け入れなければならない。誰にでも勝てるし誰にでも負ける。それを受け入れて、信じ続けることが大事なんだ」と語った。

「本当にいい気分じゃなかったよ。僕はなんとなく『まだやる気があるから、練習に戻らなきゃ』って自分に言い聞かせていたんだ。テニスが大好きだから、練習に戻るとすぐに超やる気が出てきて、アメリカシーズンに興奮し、そこでまた少し調子が戻ってきたんだ」

「信念を持ち続けることが、1番大事。それが、僕を支えてきたものでもある。基本的に何があってもやる気がある人間だから、そのマインドも僕を助けてくれたね」

実際、ルーネは全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3回戦進出を決めたことから再び復調。ソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)で準優勝を果たすと、10月のストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)でS・チチパス(ギリシャ)を破り優勝を飾った。

このストックホルム・オープンの前からS・ウィリアムズ(アメリカ)S・ハレプ(ルーマニア)のコーチを務めてきたパトリック・ムラトグルー氏がチームに合流。即結果に繋がり、11月にはS・ワウリンカ(スイス)H・フルカチュ(ポーランド)A・ルブレフF・オジェ アリアシム(カナダ)N・ジョコビッチ(セルビア)らを破る快進撃でロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)を制覇。一躍トップ選手の仲間入りとなった。

そして10月からチームに帯同したムラトグルー氏はルーネの成長に関して「彼が立ち直ることができるのは、彼の性格を表しているだろう。それは、何を勝ち取ったかではなく、トラブルに見舞われたときにどのように立ち直ったかということなんだ。だから彼の性格、強さ、欲望、そして立ち直り方を知る良い指標になると思うよ」とコメント。

「チャンピオンというのは、試合中やシーズン中にピンチに陥ったときそれを跳ね返すことができるもの。彼らは困難な状況を逆手に取って、解決策を見出すために必要な力を自分の中に見出すことができるんだ」

ルーネはロレックス・パリ・マスターズで優勝を飾る前から『世界1位になること』を目標と話し公言してきた。自身は現在その目標と現在地、そして足りないものを語っている。

「それに必要なのは間違いなく、もっともっと向上し続けることだね。サーブ、リターン、可能な限りすべてを向上させ続けること。そしてメンタル面でも同じことが言える。重要な場面で冷静さを保ち、勇気を持つことだ。小さなことの積み重ねが大切なんだ」

「トップ10に入ったことで、僕のプレーをより多くの人に知ってもらえるようになったから、もっともっと向上していかなければならない。今後も、楽しくていい経験になると思うよ」

[PR]第58回島津全日本室内テニス選手権大会の決勝戦をライブ配信!

・男子
シングルス 12/17(土)13時~
ダブルス 12/18(日)10時~

・女子
シングルス 12/25(日)10時~
ダブルス 12/25(日)12時~


■ライブ配信の詳細はこちら




■関連ニュース

・大躍進の19歳ルーネが新人賞
・選手密着シリーズ「Netflix」配信へ
・BNPパリバ、ワクチン義務化せず

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年12月18日14時58分)

その他のニュース

4月26日

新たなMS開催報道をATPが否定 (19時54分)

全仏OP賞金総額が過去最高90億円に (19時01分)

「優勝は大きな意味」女王が初戦突破 (18時02分)

現役選手で4人目の1000試合到達 (17時01分)

17歳新星が逆転勝ちでMS初白星 (16時03分)

“ダブルベーグル”の圧勝劇 ガウフが3回戦へ (12時20分)

西岡は「僕を苦しめる」オジェが逆転で初戦突破 (11時04分)

ナダル「全ての瞬間を楽しもう」 (10時03分)

大坂撃破「彼女は素晴らしかった」 (8時28分)

ナダル 21歳年下に完勝で初戦突破 (7時20分)

4月25日

大坂なおみ 激闘の末2回戦敗退 (23時14分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (21時40分)

柴原瑛菜ら日本勢3選手が8強 (21時04分)

西岡良仁 マドリッドOP初戦敗退 (20時36分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsオジェアリアシム (18時05分)

大坂なおみ 2回戦相手は直近3連敗中 (17時54分)

東京五輪金の元世界4位が出産発表 (16時46分)

強烈サーブもラケットすっぽ抜け (15時24分)

19歳シャン 4時間死闘制す「人生最長の試合」 (12時19分)

日比野菜緒 マドリッドOP初戦敗退 (11時02分)

小田凱人が書籍発売 (10時04分)

ナダル 満身創痍の復帰「体の限界がある」 (8時04分)

大坂「クレーで優勝したい」 (7時11分)

4月24日

本玉真唯ら 日本勢5名が初戦突破 (22時51分)

大坂なおみ 初戦突破 クレー2年ぶり白星 (21時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみ マドリッドOP1回戦 (20時38分)

ダニエル太郎 熱戦制し初戦突破 (20時36分)

【1ポイント速報】ダニエルvsブキッチ (18時40分)

大坂なおみ 初戦の相手ミネンとは? (18時36分)

ディアドラ 80年代/90年代イメージの新作入荷 (15時54分)

引退の元世界1位に多くの惜別の声 (15時35分)

メド、クレーに自信も勝敗は「五分五分」 (14時25分)

シナー「自分に重圧かけたくない」 (11時10分)

アルカラス「ラファと決勝戦えたら最高」 (10時09分)

望月 マドリッドOP本戦入りならず (8時21分)

4月23日

17歳 小池愛菜 逆転勝ちで初戦突破 (21時42分)

高校同期!清水/トゥロター組が勝利 (20時40分)

ジョコ「もう一度ナダルと対戦したい」 (19時09分)

【インタビュー】33歳で初Vシュトルフ (17時53分)

元世界2位バドサ告白「あと数年」 (15時50分)

錦織圭 全仏OP直前ツアー大会出場へ (14時35分)

24選手参戦! 新作テニスゲーム発売へ (12時19分)

マドリッド予選 ティーム、ガスケら初戦突破 (11時42分)

16歳 ツアーキャリア2試合目でナダルと激突 (10時29分)

ジョコ 5度目の受賞に「光栄」 (8時38分)

望月慎太郎 マドリッド本戦に王手 (7時23分)

『TopSpin 2K25』ゲーム画面画像集 (0時00分)

【動画】ナダルがマドリッドOP初戦突破! (0時00分)

【動画】大坂なおみ クレーコート2年ぶり勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!