男子テニスで世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)は5日にSNSを更新し、左わき腹の負傷のため、13日に開幕する最終戦NittoATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の欠場を発表し、シーズンを終了させることを明かした。
>>ルーネ、ジョコビッチらパリマスターズ 組合せ<<19歳のアルカラスは4日に行われたロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)準々決勝で世界ランク18位のH・ルーネと対戦。第2セット途中で同箇所の負傷により棄権していた。
翌5日にSNSを更新したアルカラスは回復に6週間かかることを告白。1週間後に迫った最終戦を欠場する判断を下した。
「昨日の棄権後、僕のメディカルチームによって検査された結果、残念ながら左わき腹の内腹斜筋の断裂で回復には6週間かかる見込みだ。ATPファイナルズもデビスカップファイナルズも欠場することになった。自分にとって大切なこの2大会を休むのは辛く苦しいことだけど、僕にできるのは前向きに回復に専念すること。応援よろしくお願いします」
アルカラスは今季マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)やムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)などを制覇。史上最年少で世界ランク1位の座に君臨するなど大躍進を果たしていた。
アルカラスの代わりとしては世界ランク11位の
T・フリッツ(アメリカ)が出場。最終戦NittoATPファイナルズに参戦する8名が決定した。
R・ナダル(スペイン)C・ルード(ノルウェー)S・チチパス(ギリシャ)N・ジョコビッチ(セルビア)D・メドベージェフF・オジェ アリアシム(カナダ)A・ルブレフT・フリッツ
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