男子テニスで元世界ランク18位の
A・セッピ(イタリア)が今シーズンでの現役引退の意向を示した。13日にイタリアテニス協会の公式サイトに掲載されている。
38歳のセッピは「遅かれ早かれ、誰にでも終わりは来るし、38歳という年齢でそれを恥じることはないと思う」とコメントを残した。
現在は股関節の負傷の影響もあり世界ランク257位としているセッピだが、2013年には自己最高の18位を記録。2011年に1度、2012年に2度ツアーを制し、ダブルスも合わせツアータイトルを4つ保持している。
そのほか、
F・ロペス(スペイン)の79、
F・ベルダスコ(スペイン)の67に次いで史上3番目となる66回連続の四大大会出場記録を有しており、2005年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)から今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)まで途切れることなく本戦に出場してきた。
また、セッピは2015年の全豪オープン3回戦で優勝候補の1人だった
R・フェデラー(スイス)を6-4,7-6 (7-5),4-6,7-6 (7-5)で撃破。その後4回戦で
N・キリオス(オーストラリア)に敗れたものの、この大会は同選手のキャリアを語る上で大きなハイライトとなった。
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