元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)は今月15日に現役引退を発表。そして、23日のレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)のダブルスが引退試合となった。今回、フェデラーの偉大さを数字で振り返る。
現在41歳のフェデラーは今月15日に現役を引退することを明らかにし、フェデラー、
R・ナダル(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・マレー(イギリス)のビッグ4が揃って出場するレーバーカップをもって現役生活を終えることを発表した。
そしてレーバーカップの初日の最終試合にナダルとダブルスに出場し、現役ラストマッチに臨んだ。第4試合でフェデラー/ ナダル組は
J・ソック(アメリカ)/
F・ティアフォー(アメリカ)組と対戦。大歓声に包まれた試合はフェデラー/ナダル組が先にブレークに成功し第1セットを先取するも、第2セットを接戦の末に取られると10ポイント制のマッチタイブレークではマッチポイントを握ったものの逆転を許し敗北。スコアは6-4, 6-7 (2-7), [9-11]。
フェデラーは引退試合から一夜明けた日本時間24日夜にはSNSで「昨日は魔法のような夜だった。この瞬間を共有するためにここにいたすべての選手とファンに感謝したい。かけがえのないものだ」とつづっていた。
ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で8度の優勝を含むグランドスラム通算20勝、生涯グランドスラム達成、ツアー通算103勝を誇るフェデラー。現役生活で打ち立てた主な記録は次の通りとなっている。
【フェデラーが打ち立てた主な記録】※は歴代最高記録
・グランドスラムグランドスラム20勝
5年連続の全米オープン制覇(2004年~2008年)※
8度のウィンブルドン制覇(2003年・2004年・2005年・2006年・2007年・2009年・2012年・2017年)※
マッチ369勝※
36回連続で準々決勝に進出※
23回連続で準決勝に進出※
81大会に出場※
・ツアー大会&オリンピック6度のATPファイナルズ制覇※
ハードコートで71勝※
グラスコートで19勝※
オリンピックのシングルスで銀メダル(ロンドンオリンピック/2012年)
オリンピックのダブルスで金メダル(北京オリンピック/2008)
2014年のデビスカップ優勝
・世界ランキング世界ランク1位在位期間が310週
237週連続で世界1位※
最年長で世界1位に※
5度、世界1位でシーズン終了
・マッチ勝利数1,251勝
ハードコートで783試合に勝利※
グラスコートで192試合に勝利※
※2022/09/26 20:35訂正※
マッチ勝利数の誤記載「※」を削除しました
※2022/09/27 07:35訂正※
オリンピックの記録を訂正しました
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