テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス4回戦が行われ、第22シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が第2シードの
R・ナダル(スペイン)を6-4, 4-6, 6-4, 6-3で破り、大会初のベスト8進出を果たした。ティアフォーは試合後、勝利の瞬間に「世界が止まったような気がした」と語った。
>>キリオスvsハチャノフ 1ポイント速報<<>>ティアフォー、キリオスら全米OP男子 組合せ・結果<<ティアフォーは全米オープンに9年連続9度目の出場。今大会は3回戦で第14シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を破り、3年連続の16強入りを果たした。
36歳のナダルは、全米オープンで2010年・2013年・2017年・2019年の計4度優勝を飾っており、今大会は優勝した2019年以来の出場。3回戦で世界ランク91位の
R・ガスケ(フランス)を6-0, 6-1, 7-5のストレートで破り、12度目の4回戦進出を決めた。
両者は3年ぶり3度目の対戦で、これまでナダルが2戦2勝。
この試合、ティアフォーは18本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットを先取するも第2セットでは終盤でブレークを許し1セットオールとされる。それでも第3・第4セットを連取し、3時間34分で勝利した。
ティアフォーは記者会見で試合後の感情を問われると、「エージェントには『世界が止まったような気がした』、と話したよ」と語った。
「1分間、何も聞こえなかった。握手をしているときも何を話したかわからない。ぼんやりしていたんだ」
「もう涙が出るくらいに。彼やチームの姿はほとんど見えなかった。みんなが立ち上がっていて、とにかくワイルドだったよ。心臓が時速1000マイルで動いていたよ、とても興奮していた。僕は『座らせてくれ』と思ったんだ」
勝利したティアフォーは準々決勝で、第9シードの
A・ルブレフと対戦する。
また同日に行われた4回戦では第3シードの
C・アルカラス(スペイン)と第11シードの
J・シナー(イタリア)がそれぞれ勝ち上がり、準々決勝で対戦する。
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