29日に開幕を迎える全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は23日に公開練習が行われ、センターコートのアーサー・アッシュ スタジアムで元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が練習を行った。
セリーナはこれまで1999年、2002年、2008年、2012年、2013年、2014年の計6度の優勝。今大会は2020年以来2年ぶり21度目の全米オープン出場となる。
現在、40歳のセリーナは先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に昨年のウィンブルドン以来となるシングルス公式戦に出場したものの、1回戦で
H・タン(フランス)に5-7, 6-1, 6-7(7-10)のフルセットで敗れ初戦敗退。
それでも今月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)では
N・パリサス ディアス(スペイン)を6-3,6-4のストレートで破り、初戦突破。2回戦で
B・ベンチッチ(スイス)に2-6, 4-6のストレートで敗れたものの、昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約1年2カ月ぶりのツアー白星をあげた。
そして今月9日に自身のSNSと雑誌「VOGUE」を通じて今年の全米オープンを最後に引退することを示唆。セリーナは「引退という言葉は好きではない。私がしていることを説明するのに最適な言葉は進化。テニスから離れ、自分にとって重要な他のことに向かって進化していることを伝えるためにここにいる」とつづっていた。
その後、セリーナは前哨戦となるW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)に出場したものの、昨年の全米女王である
E・ラドゥカヌ(イギリス)に4-6, 0-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
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