男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は21日、シングルス決勝が行われ、世界ランク152位の
B・チョリッチ(クロアチア)が第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)を7-6 (7-0),6-2のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」初優勝を飾った。
>>W&Sオープン 女子組合せ<<>>W&Sオープン 男子組合せ<<決勝戦、強烈なサービスとストロークを中心に序盤からチチパスに攻め込まれたチョリッチは第2ゲームでブレークを許すなど3ゲームを連取され第1セットがスタート。しかし、第7ゲームでブレークバックに成功し追いつくと、タイブレークでは7ポイントを連続で奪い圧倒して先行する。
第2セットでも主導権を握ったチョリッチは、第6ゲームでこのセット6度目のブレークポイントをいかしブレークに成功。最後まで勢いを維持したチョリッチがその後も挽回を許すことなく1時間57分で勝利しタイトルを手にした。
右肩の負傷で昨年5月にツアーを離脱したチョリッチは今年3月に復帰。チャレンジャー大会などから徐々に調子を上げていき、今大会は1回戦で世界ランク33位の
L・ムセッティ(イタリア)、2回戦で第2シードの
R・ナダル(スペイン)、3回戦で第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第7シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、準決勝で第9シードの
C・ノリー(イギリス)を破り決勝へ駒を進めていた。
一方、敗れたチチパスは4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)以来となる「ATPマスターズ1000」のタイトル獲得とはならなかった。
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