男子テニスのアビエルト・デ・テニス・ミフェル(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)は6日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
D・メドベージェフが第3シードの
C・ノリー(イギリス)を7-5,6-0のストレートで破り、昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約11カ月ぶりとなる今季ツアー初優勝を果たした。
>>西岡 良仁vsキリオス 決勝1ポイント速報<<>>西岡ら出場 シティOP組合せ<<昨年の同大会王者であるノリーとの決勝戦となった世界ランク1位のメドベージェフ。この日の第1セットでは5本のサービスエース決めたもののファーストサービスが入ったときには58パーセントの確率でしかポイントを獲得できず2度のブレークを許す。それでもリターンゲームではそれを上回る3度のブレークに成功し、先行する。
第2セットではサービスエースが0本に終わったが、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークチャンスすら与えないプレーを披露すると、リターンゲームではノリーを圧倒し3度のブレーク。6ゲームを連取し、1時間23分でトロフィーを手にした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載された。
「どの試合も良いものだったけど、決勝は特別だよ。この舞台ではその週のベストプレーヤーと戦うことになるから常にハイレベルな試合になるんだ。このような重要な試合で、良いレベル、良いショットを見せることができて、本当にうれしいよ。簡単じゃなかった。カム(ノリー)は素晴らしいプレーヤーだから、本当に緊張した」
一方、敗れた26歳のノリーは5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)以来となる今季3勝目とはならなかった。
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