男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は23日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードで昨年覇者の
C・ルード(ノルウェー)が第4シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-2, 6-0のストレートで破り、2年連続で決勝へ進出した。
世界ランク5位のルードは準々決勝で同63位の
J・ムナル(スペイン)を7-6 (7-3), 7-6 (7-4)で退けて4強入り。一方のラモス=ヴィノラスは準々決勝で世界ランク118位の
N・ジャリー(チリ)に7-6 (7-4), 4-6, 7-6 (10-8)の大熱戦の末に勝利して準決勝へ進出した。
ルードとラモス=ヴィノラスは7度目の顔合わせで、これまで3勝3敗。直近ではルードが3戦3勝をおさめている。
今季3勝目を狙うルードはこの試合、ラモス=ヴィノラスに1度もブレークポイントを与えず、自身は5度ブレークを奪って1時間2分で勝利を手にした。
ルードの試合後のコメントが男子プロテニス協会の公式サイトに掲載され、「終始良いブレーができた」と語った。
「3-0とリードして完璧なスタートを切ることができた。彼(ラモス=ヴィノラス)はいつもタフな選手だ。彼は左利きなので、時々すべてが少し複雑になるんだ」
「彼は闘争心と走力があり、球数も多い。今日は彼が余計なアンフォーストエラーをしてしまったけれど、僕もずっと彼にプレッシャーをかけて、スマートでアグレッシブにプレーしていたので、ずっと正しいことをしたんだろう」
ルードは決勝で、第2シードで同大会を2018年に制している
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。決勝についてルードは「確かに厳しいものになるだろう」とコメントした。
「マッテオのことはよく知っている。一緒に育ったわけではないけれど、ここ数年何度か対戦した。彼はナイスガイで、ツアーでもスイスでも良いプレーを見せている。お互いにここグシュタードで2勝目を目指すことになるし、面白い試合になるだろうね」
ルードと対戦するベレッティーニは、準決勝で世界ランク274位の
D・ティーム(オーストリア)を6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
ルードとベレッティーニは5度目の対戦で過去2勝2敗。直近の対戦は2021年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準決勝で、その時はベレッティーニが6-4, 6-4で勝利している。
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