テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)が同43位の
C・ガリン(チリ)を6-4, 6-3, 7-6(7-5)のストレートで下し、グランドスラムで自身初のベスト4進出を果たした。
>>キリオス準決勝 1ポイント速報<<>>キリオスらウィンブルドン男子 組合せ<<キリオスは4回戦で世界ランク56位の
B・ナカシマ(アメリカ)を4-6, 6-4, 7-6 (7-2), 3-6, 6-2のフルセットで破り、2014年以来8年ぶり2度目のベスト8進出。
一方、ガリンは4回戦で第19シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を2-6, 5-7, 7-6 (7-3), 6-4, 7-6 (10-6)の逆転で下し、大会初の8強入りを決めた。
初顔合わせとなったこの一戦、オープニングゲームでガリンにブレークを許したキリオスは第6ゲームでブレークバックに成功。キリオスは第9ゲームで2度のブレークポイントを握られるもこれを凌ぐと、第10ゲームをラブゲームでブレークして第1セットを先取する。
第2セット、キリオスは第4ゲームをラブゲームでブレークに成功。キリオスは第5ゲーム、第7ゲームでブレークポイントを与えるもいずれも凌ぎ、2セットを連取して王手をかける。
第3セット、互いにサービスゲームをキープしてタイブレークに突入。キリオスがポイント3-5から逆転して勝利を掴んだ。
キリオスは2014年のウィンブルドンで当時1位の
R・ナダル(スペイン)を破ってベスト8進出を果たすと、翌年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でも8強入りを果たし、これがグランドスラムでの最高成績だった。
キリオスは初のグランドスラム準決勝の舞台で、第2シードのナダルと第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)の勝者と対戦する。
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