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幼少期の難病「人生観変わった」

ライアン・ペニストン
初戦突破を果たしたペニストン
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク180位のR・ペニストン(イギリス)が第1シードのC・ルード(ノルウェー)を7-6 (7-4),7-6 (7-2)のストレートで破り、初戦突破を果たした。

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26歳のペニストンはこの日、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を果たした世界ランク5位のルード相手に躍動。9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得し勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには金星をあげたペニストンの経歴とコメントを掲載。幼少期の闘病生活やそれにより変化した人生観について語られている。

ペニストンは1歳のころに横紋筋肉腫と診断され腫瘍を取り除く手術を敢行。その後は化学療法による治療を行った。

「この時期を振り返るのは難しいことだ。小さいころのことは何も覚えていないし、物心ついてからもこの状況についてそれほど詳しくは知らなかった。興味を持ち両親に教えてもらうようになったのは、ここ10年くらいのことだよ」

「きっと両親も他の人たちと同じようにとてもつらかったはず。その時のことはあまり話したくなかったのだと思う。でも、振り返ってみると、すごく力が湧いてくるんだ。このようなつらい時期を過ごしているときに、少しでも希望を垣間見たり、何が可能かを見ることができたら、それは素晴らしいことだとね」

横紋筋肉腫は無事完治したペニストンだったが、病気を経験したことで人生観に大きな変化が加わったことを明かした。

「文字通り人生観が変わったんだ。僕は25年前の時点でいなくなっていて、今ここにいないかもしれないと考えるようになった。大人になってから悩みごとに直面したときにもリラックスして、いろいろなことを試し、すべてを楽しむことができる。そうすれば、ハードな日々も少しは甘美なものになるのは間違いないからね」

「でも、現実的に、化学療法は身体の成長に影響を与えた。僕は14歳か15歳まで本当に小さかったんだ。だからこそ他の選手がやらないような技術の習得に時間を費やせるようになったかもしれないね。例えば、その年代の選手は早いサーブを打つことに時間を使ったりする。でも、長期的に見て最も重要なのは自分のメンタリティーなんだ」

地元イギリスで大きな勝利を手にしたペニストンは2回戦で世界ランク46位のF・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは1回戦で同49位のP・マルティネス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。




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(2022年6月15日14時56分)



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