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チリッチ16強、メドと激突

マリン・チリッチ

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２８日、男子シングルス３回戦が行われ、第２０シードのＭ・チリッチ（クロアチア）がワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク１５８位のＧ・シモン（フランス）を6-0, 6-3, 6-2のストレートで破り、２０１８年以来４年ぶり６度目のベスト１６進出を果たした。

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２０１７年・２０１８年大会で８強入りを果たしている元世界３位のチリッチ。今大会の２回戦では世界ランク５７位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を逆転で破り勝ち上がりを決めた。

この試合の第１セット、チリッチは第２ゲームでブレークに成功すると１ゲームも取られることなく先行する。

続く第２セットでも主導権を握るチリッチは序盤で２ゲーム連取に成功。直後の第３ゲームでこの日初のブレークを許すもそこから３ゲームを連取しゲームカウント5-1とリードする。その後、第７ゲームで再びブレークを奪われたもののサービング・フォー・ザ・セットとなった第９ゲームをキープしセットカウント２－０とリードする。

迎えた第３セット、チリッチは第３ゲームでブレークに成功。その後もシモンにブレークチャンスを握られることなく第７ゲームでもブレークを奪って１時間５６分で勝利した。

勝利したチリッチは４回戦で第２シードのＤ・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは３回戦で第２８シードのＭ・キツマノビッチ（セルビア）を6-2, 6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第７シードのＡ・ルブレフと第１１シードのＪ・シナー（イタリア）が１６強に駒を進めている。