テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス3回戦が行われ、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク75位の
B・ナカシマ(アメリカ)を7-6(7-2), 6-3, 7-6(7-5)のストレートで退け、5年連続の4回戦進出を決めた。
>>ジョコビッチら 全仏OP男子組合せ・結果<<>>シフィオンテクら 全仏OP女子組合せ・結果<<全仏オープンに8年連続8度目の出場のズベレフ。2018年、2019年に8強入りし、昨年は準決勝で
S・チチパス(ギリシャ)と死闘を繰り広げ、3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 3-6のフルセットで敗れ決勝進出はならなかった。
今大会、2回戦で世界ランク36位の
S・バエス(アルゼンチン)に2-6, 4-6, 6-1, 6-2, 7-5の逆転勝利で3回戦に進出した。
一方、20歳のナカシマはこれまで2度予選1回戦で敗れており、今回が初の本戦出場。1回戦で世界ランク79位の
K・マイクシャク(ポーランド)をフルセットで破り、2回戦では同58位の
T・フリークスポール(オランダ)をストレートで下して勝ち上がった。
この試合、第1セットは互いにサービスキープを続けてタイブレークに突入。ポイント2-2からズベレフが5ポイントを連取して先行する。
第2セット、第4ゲームでズベレフがこの試合初めてブレークに成功。このリードを守って王手をかける。
第3セット、ズベレフが第5ゲームでブレークを奪うも直後にナカシマがブレークバックに成功。互いに譲らず再びタイブレークに突入する。タイブレークに入るとナカシマがリードを続けるも、ズベレフが4-5から3ポイントを連取して2時間48分でナカシマを振り切った。
男子プロテニス協会のATP公式サイトに試合後のオンコートインタビューが掲載され、ズベレフは観客に向けてジョークを交えて語った。
「今日は自分のレベルを上げることができたと思う」
「(2セットダウンをした)2回戦のスリリングな展開よりも、こっちの方が好きなんだ。僕にとっては、この方がずっといいんだ。髪もあまり抜けないし、まだ歳をとることができるからね」
勝利したズベレフは4回戦で、世界ランク131位のB・ザパタ ミラリェス(スペイン)と対戦する。ザパタ ミラリェスは2回戦で第13シードの
T・フリッツ(アメリカ)、3回戦では第23シードの
J・イズナー(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-4, 6-7(5-7), 6-3のフルセットで破って4回戦に進出した。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードの
R・ナダル(スペイン)、第6シードの
C・アルカラス(スペイン)、第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第15シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第21シードの
K・ハチャノフらが16強に駒を進めている。
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