女子テニスで世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)は22日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の記者会見に登場。ここまで28連勝を記録しているシフィオンテクはこの大会への意気込みを明かしている。
>>シフィオンテク、大坂 なおみら 全仏OP女子組合せ<<>>大坂 なおみvsアニシモワ 1ポイント速報<<今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)、4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)でタイトルを獲得したシフィオンテク。前週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)では5大会連続の優勝を成し遂げている。
全仏オープンに向けては「準決勝や決勝進出のような目標は設定していない。連勝記録はもうすぐ終わるかもしれない。でも、そうなったときに悲嘆に暮れたくない。そう意識することは、とても健全なことだと思うわ」と会見で語った。
「だから、これまでの大会と同じように一戦一戦を大切に戦っていきたいと思っているし、正直なところ、どうなるかは分からない。すでに多くのポイントを獲得しているし、この前の大会の結果にはかなり満足している。今シーズンはすでに成功していると思うから気にしない」
1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では
D・コリンズ(アメリカ)に敗れ決勝進出を逃したものの、大会初のベスト4進出を果たしたシフィオンテク。その時を振り返り「ハードコートでの自分のプレーを向上させることに集中していたから、全く違う章になった。準決勝は、私にとって大きな成果で、かなり堅実なプレーを見せることができたわ」とコメント。
「でも、同時にシーズン当初は準決勝が大成功だったということも示している。最初にどんな目標を持っていたかを思い出せるのはいいことだ。だから、今は本当にクレイジーな気分。勝てばハッピーになれるなんて言うつもりはないわ。そんなことはないからね」
2020年以来2年ぶり2度目の優勝を狙うシフィオンテクは初戦で予選通過者で世界ランク121位の
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。
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