男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日、ダブルス準決勝が行われ、
J・イズナー(アメリカ)/
D・シュワルツマン(アルゼンチン)組が
A・ゴルベフ(カザフスタン)/M・ゴンザレス(アルゼンチン)組を6-4, 4-6, [11-9]の接戦の末に下し、決勝進出を決めた。
>>ジョコビッチvsチチパス決勝1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<身長208センチのイズナーと170センチのシュワルツマンによる身長差38センチの「イズナーマン」がペアを組むのは今大会が初めて。
イズナーはこれまでダブルスでツアー通算8勝。今年は3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)を
J・ソック(アメリカ)とのペアで、翌週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を
H・フルカチュ(ポーランド)とのペアで優勝をおさめ、イズナー個人としてはダブルスで「サンシャイン・ダブル」を達成した。
一方のシュワルツマンは、これまでダブルスでのツアー優勝はないものの4度の準優勝経験を持ち、2019年には
D・ティーム(オーストリア)とのペアで2度ファイナリストになっている。
準決勝、イズナー/シュワルツマン組は第1セットを先取するも第2セットを奪われ、勝敗の行方はマッチタイブレークにもつれ込む。ポイント9-8で迎えた最初のマッチポイントは逃すも、11-9で勝利を掴んだ。
この勝利により、イズナーはATPマスターズ1000のダブルスで、同年に3度すべて異なるペアで決勝に進出した初めての選手となった。
イズナー/シュワルツマン組は決勝で、昨年東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)を含むツアー9勝を挙げた第3シードの
N・メクティッチ(クロアチア)/
M・パビッチ(クロアチア)組と対戦する。メクティッチ/ パビッチ組は準決勝で、
S・ボレッリ(イタリア)/
F・フォニーニ(イタリア)組をストレートで下しての勝ち上がり。
両ペアによる決勝は日本時間15日21時(現地15日14時)以降に行われる。
>>BNLイタリア国際 公式Twitter<<
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