男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス3回戦が行われ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が第9シードの
C・ノリー(イギリス)を6-4, 6-7(4-7), 6-3のフルセットで下し、準々決勝へ駒を進めた。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<この日19歳の誕生日を迎えたアルカラスは第1セット、第4ゲームでブレークに成功。第9ゲームでブレークバックを許すも直後の第10ゲームで再びノリーのサービスを破り、先取する。
第2セットは互いに1度ずつブレークし、タイブレークに突入。ポイント4-4からノリーが3ポイントを連取し、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、アルカラスは第1ゲームでブレークを奪うと、第9ゲームでもブレークに成功して、2時間39分で8強入りを決めた。
勝利したアルカラスは準々決勝で、第3シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。両者は3度目の顔合わせで、ナダルの2勝0敗。直近では3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準決勝で対戦し、ナダルが6-4, 4-6, 6-3で勝利している。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスの試合後のコメントを掲載。試合を振り返り、「タフな試合、タフな相手だった」と語った。
「本当にいいプレーをしなければいけないと思った。今日のパフォーマンスには本当に満足しているし、次のラウンドにとても集中している」
準々決勝でナダルと対戦することについては「彼には2回負けているので、3回目の対戦がしたかったんだ」とコメント。
「去年(マドリッド)や前回(インディアンウェルズ)の試合とは違うものになると思う。ここマドリッドで、スペインの観衆の前でラファと対戦できることに興奮しているよ。素晴らしい日、素晴らしい試合になるだろうね」
また同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードの
A・ルブレフ、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が8強入りをしている。
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