男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、第10シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク22位の
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-4, 6-1のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たすとともにマッチ通算100勝を達成した。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<1回戦で世界ランク35位の
T・ポール(アメリカ)を逆転で破ったシナーはこの試合、序盤で3ゲーム連取に成功する。第8・第10ゲームでブレークに成功し46分で第1セットを先取。
第2セット、シナーはファーストサービス時のポイント獲得率が85%、1度もブレークポイントを与えず。自身は2度のブレークに成功し1時間14分で3回戦進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを紹介している。
「私は自分の道を歩んできた。最初の優勝を覚えていて、今こうして100勝している。そのために努力しているので、もっと多くなることを願っている。僕はただテニスをするのが好きだ」
「どの試合でも勝つと素晴らしい瞬間になる。大会で優勝したときは、とても特別な気持ちになる。ソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)で初めて優勝した時はとても特別なものだった」
「ネクストジェンやワシントンでは、ATP500で優勝したことも特別なことだった。また、特定の試合はとても特別で、自分自身を誇りに思うことができる。でも、僕は毎日より懸命に頑張る」
勝利したシナーは3回戦で第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは2回戦で世界ランク39位の
C・ガリン(チリ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第9シードの
C・ノリー(イギリス)、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)らが16強へ駒を進めた。
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