10日に開幕したロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に出場する世界ランク236位の
S・ワウリンカ(スイス)は大会前の会見に登場。左足の負傷について「非常に長く、厳しいものだった」と明かした。
>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<>>ワウリンカvsブブリク 1ポイント速報<<ツアーレベルの大会に出場するのは、2021年3月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)以来13ヶ月ぶりとなる37歳のワウリンカ。
会見では「奇跡とは言わないけど、1年以上というのはとても長くて大変だった。数週間で退院できると思っていた。だけど、1年以上もの間、何度も迷いながら過ごした」と語った。
左足の負傷および手術により長い期間、試合から離れていたワウリンカは「思い通りにならないことを恐れていたし、そういう辛い時はとにかくリハビリを受けないと普通の日常生活が送れないと思う。でも、今のところはうまくいっているよ。たくさん練習できるのはいいこと。1年間ずっとそうしていられたらと思うよ」とコメント。
今季は3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)に出場。昨年3月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)以来 約1年ぶりの公式戦となったがストレートで敗れ、白星で飾ることはできなかった。
「もちろん、僕は体力的にもテニスの面でも、もっともっと鍛えなければならない。僕に必要なのは、最高の選手と一緒に練習すること、そしてたくさんの練習をすることなんだ。2月の終わりにプレーを再開したばかりで、まだ多くのプレー時間を得られていない。この状況を乗り越えなければならない。練習ではかなりいい感じだけど、もちろん試合では自分のプレーを見つけなければならない。このパズルは少し複雑なんだ」
2014年のロレックス・モンテカルロ・マスターズで優勝しているワウリンカは8年ぶり2度目の優勝を目指し、1回戦で世界ランク36位の
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。
「ここは、僕がとても好きな場所。自分自身の準備や練習のために多くの時間を費やしているよ。多くのことをここで準備する。天気もいいし、理想的。コンディションは完璧だよ。この大会は2014年に優勝したけど、戻ってこれてうれしいよ」
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