男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス4回戦が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第17シードの
R・オペルカ(アメリカ)を7-6(7-3), 7-6(7-5)のストレートで破り、3年ぶり12度目のベスト8進出を決めるとともに今季18戦18勝と連勝記録を伸ばした。ナダルは試合後、「今大会のベストなプレーができた」と語った。
>>モンフィスvsアルカラス 1ポイント速報<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<この日ナダルは、サービスゲームが続きタイブレークへ突入すると、終盤に2度のミニブレークを奪って先行する。続く第2セットでは第5ゲームでブレークを許すも、第8ゲームでブレークバックに成功。再びタイブレークに突入すると、序盤に奪ったミニブレークを守りきり2時間13分の一戦を制した。
ナダルは同一戦を振り返り、男子プロテニス協会のATPが公式サイトを通じてそのコメントを紹介している。
「彼(オペルカ)はツアーで最もタフな相手の一人だよ。彼の武器であるサーブとフォアハンドをコントロールするのは大変なことなんだ。今日は、今大会のベストなプレーができたと思う。2度の難しいタイブレークを制して勝てたことにとても満足している。この勝利は僕にとって大きな意味があるね。準々決勝に進出できることに興奮しているよ」
「正しいバランスを見つけなければならないから難しいんだ。ベースラインからポイントを取っているときは、あまりチャンスがないのでミスしてはいけないと思うんだ。だから、彼(オペルカ)が入ってこないように、そして大きなリスクを冒さないようにバランスを取る必要がある」
勝利したナダルは準々決勝で世界ランク132位の
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているキリオスは4回戦で対戦相手の
J・シナー(イタリア)の棄権により、5年ぶり2度目の8強入りを果たした。
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