男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場した世界ランク106位の
ダニエル太郎はワイルドカード(主催者推薦)で参戦している同88位の
A・マレー(イギリス)に6-1,2-6,4-6の逆転フルセットで敗れ、初戦敗退となった。
>>マレー、ナダルらBNPパリバOP組み合わせ<<>>大坂 なおみ2回戦 1ポイント速報<<今季だけで3度目の顔合わせとなった両者は1勝1敗で迎えたこの日、序盤から激しいストロークの打ち合いとなったものの、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得したダニエルがマレーにブレークを与えないプレーを披露。リターンゲームでは2度のブレークチャンスをともに決め切る決定力を見せ、第3ゲームから第7ゲームにかけて5ゲームを連取し先行した。
しかし、第2セットでは第1ゲームでこの試合初のブレークを許すと流れはマレーに。ストロークで徐々にミスが増えたダニエルは5ゲームを連取されてセットカウント1-1に追いつかれた。第2セットではブレークチャンスを1度も握ることができずに落としている。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したダニエルだったが、第6ゲームでブレークバックを許しスコアはタイに。その後は互いに集中力を高めサービスゲームのキープが続き終盤へ突入するとゲームカウント4-4の第9ゲームではダニエルにブレークチャンスが訪れる。しかしここをマレーにしのがれると、第10ゲームではファーストポイントでスマッシュをミス。ポイント先行を許すと、そこから挽回できずにブレークを奪われ力尽きた。試合時間は1時間58分。
勝利したマレーは2回戦では第31シードの
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。今大会、シード勢は1回戦免除のためブブリクはこの試合が初戦となる。
敗れたダニエルは2年連続3度目の初戦突破とはならなかった。
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