男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）は２３日、シングルス２回戦が行われ、第４シードのＪ・シナー（イタリア）がワイルドカード（主催者推薦）で出場する世界ランク８９位のＡ・マレー（イギリス）を7-5, 6-2で下し、２年連続で準々決勝へ駒を進めた。

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シナーは１回戦で同４３位のＡ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）と対戦し、３度マッチポイントを握られながらも4-6, 7-6(8-6), 6-3の激闘の末に勝利し２回戦に進出。

マレーとは２度目の顔合わせで、２０２１年１１月のイントゥルム・ストックホルム・オープン（スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250）２回戦で対戦し、6-7(4-7), 3-6のストレート負けを喫していた。

第１セット、互いにサービスキープを続けて迎えた第１１ゲームでシナーが初ブレークに成功し、7-5で先取する。

シナーは第２セットの第１ゲームでマレーのサービスゲームを破って序盤でリードを奪うと、第５ゲームでも４度ブレークチャンスを掴んでこれをものにする。シナーは第６、第８ゲームとサービスゲームを危うげなくキープし、１時間４３分で勝利を手にした。

勝利したシナーは準々決勝で、第５シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）と対戦する。フルカチュは２回戦で世界ランク６９位のＡ・モルカン（スロバキア）を6-3, 6-2のストレートで退けての勝ち上がり。

シナーとフルカチュは今回が３度目の顔合わせで、過去１勝１敗。直近では昨年のツアー最終戦、Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）の予選ラウンドロビンで対戦し、シナーが6-2，6-2で勝利している。

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