男子テニスのテニス・オハイオ・チャンピオンシップス(アメリカ/コロンバス、ハード、ATPチャレンジャー)は30日、シングルス決勝が行われ、第3シードで世界ランク123位の
西岡良仁が同204位の
D・ストリッカー(スイス)(スイス)を6-2, 6-4のストレートで下し、優勝をおさめた。
>>YouTube 大学選手のラケットバッグの中身は?法政女子全部員一言コメント<<西岡は初対戦となった19歳のストリッカーに対して、試合開始から第1、第3ゲームでブレークに成功して4ゲーム連取し、第1セットを先取する。第2セットでも第5ゲームでブレークをし、このリードを守って勝利を手にした。西岡は試合を通じて1度もブレークを与えずに、昨年ATP250で2度8強入りしているスイスの新鋭を、1時間16分で退けた。
西岡は昨年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)1回戦で
F・デルボニス(アルゼンチン)に勝利して以降、17日に開幕した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)まで計6大会に出場し、いずれも本戦では未勝利。
全豪オープン敗退後の記者会見では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大会中止や遠征時の隔離期間の影響による練習時間の減少等により、自身の思うようなプレーができていないことへの苦しい心境を吐露していた。
その後、自身のSNSを更新し「上手くいかない時期が続きますが、兄と一緒に良くなるように努力していきます。今後も応援してくださる方々、よろしくお願い致します」と前向きな思いを発信し、今回2018年5月の金泉チャレンジャー(韓国/金泉、ハード、ATPチャレンジャー)以来となるATPツアー下部大会にあたるチャレンジャーでの優勝をおさめた。
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