男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は24日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が第2シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-2, 6-2のストレートで下して優勝し、今季4勝目、ツアー5勝目を果たした。
>>【YouTube】近畿大学に潜入、強さの秘密とは?! 松田龍樹や田口涼太郎らに独占インタビュー<<20歳のシナーは決勝戦、8本のサービスエースを放つなどしてファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。シュワルツマンにブレークを許すことなく1時間16分で完勝し、今月のソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)に続くタイトルを獲得した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを掲載し「コート上ではすごく感覚がよく、動きやすかった。サービスもいつもより調子がよかったよ」と振り返った。
「とてもうれしい。ただテニスは毎日変わってしまうものだから気を付けないといけない。この大会では1回戦の最初のポイントから今日の最後のポイントまでいいプレーができたと思っている」
今月だけで2つのトロフィーを手にしているシナーは、11月9日から開幕する21歳以下の最終戦であるネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ (イタリア/ミラノ、室内ハード) の出場権を獲得している。
一方敗れたシュワルツマンは今年3月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)に続く今季2勝目、ツアー5勝目とはならなかった。
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