男子テニスのソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)は2日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が第5シードの
F・クライノビッチ(セルビア)を6-3,7-5のストレートで破り、大会連覇に王手をかけた。
昨年の同大会王者である20歳のシナーはこの試合、7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。クライノビッチに2度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークを奪い、1時間46分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。
「彼(クライノビッチ)との戦いは非常にタフなものだった。一緒に練習することもあるから互いのゲームは何となく知っている。試合は初めてで、タイブレークに入る可能性もあったけど、それは避けることができた。また、この地で決勝の舞台に立てることをうれしく思っている」
決勝では第2シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは準決勝で世界ランク67位の
M・ギロン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
シナーとモンフィスは4度目の顔合わせでシナーの2勝1敗。直近では今年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)3回戦で、そのときはシナーがフルセットで勝利した。
「僕らはいつもタフな試合をしているね。今回で4度目の対戦だ。全米オープンでは5セットで厳しいものだった。彼は素晴らしい選手で、誰もがそれを知っている。本当によく動いて、それが彼のプレーの大きな助けになっている。簡単にはいかないだろうけど、決勝戦に出られることを楽しみたいと思う」
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