女子テニスのJ&T バンカ・オストラバ・オープン(チェコ/オストラバ、ハード、WTA500)は25日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
M・サッカリ(ギリシャ)が第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)に6-4, 7-5のストレートで勝利し、2年4ヶ月ぶりにツアー大会の決勝へ進出した。
>>錦織vsマレー 1ポイント速報<<>>錦織ら サンディエゴOP組み合わせ<<サッカリはこの日、7本のサービスエースを決めるなどファーストサーブが入った際のポイント獲得率が77%と高く、シフィオンテクにサービスブレークを許したのは1ゲームのみ。逆に自身は3度のブレークに成功し、1時間51分でシフィオンテクを退けた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはサッカリの試合後のコメントが掲載されている。「とてもレベルの高い試合だったので、今日はそのレベルを引き出せたことをとても嬉しく思う」
「彼女は今、最高の選手の一人だけど、自分のプレーにはとても満足している」
今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で4強入りを果たし、現在はキャリアハイの世界ランク12位をマークするなど今季好調のサッカリ。
一方でツアー大会の準決勝に進出した際は、今年の全仏と全米を含めて9連敗を喫していたため、今回の決勝進出は初タイトルを獲得した2019年5月のSAR ラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/ラバト、レッドクレー、インターナショナル)以来となる。
サッカリはキャリア2勝目をかけて、もう一方の準決勝で第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ)を6-0, 6-4で下した
A・コンタベイト(エストニア)と対戦する。サッカリとコンタベイトはこれまで10度対戦し、サッカリの6勝4敗。直近では東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)1回戦で対戦し、サッカリが7-5, 6-2で勝利している。
2年4ヶ月ぶりのタイトル獲得を狙うサッカリは決勝に向けて、「タイトルが取れれば理想的だけど、すでにとてもポジティブな週になっている」
「明日の決勝戦を楽しみ、もちろんトロフィーを掲げることができると自分に言い聞かせるだけ」とコメントしている。
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