テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第13シードの
J・シナー(イタリア)を6-4, 6-4, 7-6 (9-7)のストレートで下し、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見では「大事なときに大事なショットを打つことができた」と勝利の要因を語った。
>>錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中<<>>ジョコら全米OP対戦表<<この試合、ズベレフは17本のサービスエースを決め2時間25分で勝利。20歳のシナーとの通算成績を2勝1敗とし、7月の東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)から続く連勝記録を15に伸ばした。
試合後の会見では「正直なところ、かなりレベルの高い試合だったと思う。互いに非常に速いプレーをしていたからとても難しい試合になった。大事な場面で自信を持ってショットを打てるようになるには、時間が必要なんだ。素晴らしいバックハンドやフォアハンドを持っている選手はいるけど、大事な場面であのようなボールを打つためには、おそらく試合や多くのトーナメントなどが必要になる。大事なときに大事なショットを打つことができたからこそ、あのようなスコアになったのだと思うよ」と話した。
ズベレフは東京オリンピック準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下すと、その後のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では
S・チチパス(ギリシャ)や
A・ルブレフを破り優勝。トップ10相手にも盤石な強さを誇る現在の好調の理由を明かした。
「ポジティブな考え方が大きくなった。ノヴァーク(ジョコビッチ)との試合は、僕に多くのものを与えてくれたと思う。というのも、僕はその試合基本的に追いかける展開だったから。それでも、世界ナンバーワンの選手を相手にして勝ったこと、そして第2セットで1ブレークダウンした後に逆転で勝ったことは、僕に何かを与えてくれたんだ」
準々決勝では世界ランク46位の
L・ハリス(南アフリカ)と対戦する。ハリスは4回戦で第22シードの
R・オペルカ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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