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ズべレフ 長時間中断に言及

アレクサンダー・ズベレフ
アレクサンダー・ズベレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、男子シングルス1回戦が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク78位のS・クエリー(アメリカ)を6-4, 7-5, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。会見では1回戦で長時間のバスルームブレークを取った第3シードのS・チチパス(ギリシャ)について「ジュニアの試合ではこのようなことが起こってしまう時があるかもしれないが、世界で3番目の選手がやることではない」とコメントした。

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前日の1回戦ではチチパスと世界ランク112位のA・マレー(イギリス)が激突。フルセットにもつれ込む死闘の末にチチパスが勝利するも、チチパスが試合中に取ったトイレットブレークが長時間であったことに対しマレーは試合後に怒りを表した。

またチチパスの試合途中での長時間の離脱は、ズべレフが勝利した8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)の準決勝でも行われており、ズべレフは不満を表していた。

1時間40分で快勝したズべレフは試合後に「まただ。あれは毎試合起こるんだ。普通じゃないよ。僕との全仏オープンでの対戦やジョコビッチとの決勝戦でもやっていた」と思いを明かした。

「チチパスは世界3位なんだ。テニスにおいてベストな選手の一人ということだ。だからあのようなことはやる必要がないと僕は思う」

「マレーが言った通り、選手同士にはある程度のリスペクトが存在する。彼は本当にトイレに行っただけかもしれないけれど、頻度が多すぎると感じたよ」

2回戦では世界ランク48位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。ラモス=ヴィノラスは1回戦で同122位のL・プイユ(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。

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(2021年9月1日17時03分)



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