テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、女子シングルス決勝が行われ、第8シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)は第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)に3-6, 7-6 (7-4), 3-6のフルセットで敗れ、四大大会初優勝とはならなかった。
会見では「これからもただ強くなって戻って来れるように努力する。次のチャンスもきっとたくさんあるはず。諦めない」と思いを語った。
>>ジョコビッチvsベレッティーニ 1ポイント速報<<2016年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来となるグランドスラム決勝を戦ったプリスコバはミスを連発して開始から4ゲームを連続で落とす。その後2度ブレークに成功するも、バーティにセットを先取される。
第2セットでは第11ゲームでバーティにサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップのチャンスを握られて崖っぷちとなるも追いつき粘りをみせる。タイブレークではスマッシュを決めるなどして制し、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットの第2ゲームではダブルフォルトやボレーミスにより先にブレークを許すと、その後はブレークバックすることができず1時間56分の激闘の末に力尽きた。
試合後には「今はいろんな感情が入り混じっている。もちろん目標はいつだってグランドスラムで優勝することだし、テニスを始めたときからそれを夢見て努力している。いくつかのゴールにたどり着いているのも事実だけど、その目標は常にある」と明かした。
「ウィンブルドンや芝は嫌いではない。これまではここはあまり好きではなく、いいプレーもできてこなかった。いい気分になれたこともなかった。でも今回で大会やここの人たちへの想いも少し変わってきた。今日の雰囲気はすごくよかったと思う」
「観客たちの前でプレーをした後、すごく気分がよかった。あれこそが私がプレーをしている理由でもある。結果としては、両者が勝とうとしているのだから、どちらかが負けてしまう。そこは受け入れなければならない。私は負けることに慣れているから」
一方勝利したバーティは、2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来2度目のグランドスラム優勝をおさめ、オーストラリア人女子として1980年のE・グーラゴン(オーストラリア)以来41年ぶりのウィンブルドン制覇を成し遂げた。
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