テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子シングルスに第7シードで出場している
S・ウィリアムズ(アメリカ)は31日に会見で、棄権表明とうつ病を告白した第2シードの
大坂なおみについて「かわいそう。私も彼女(大坂)がどういう気持ちか分かるから、ハグをしてあげたい」と同情した。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<今大会前から会見拒否の意向を示していた大坂は、30日に行われた1回戦で世界ランク63位の
PM・ティグ(ルーマニア)をストレートで破って初戦突破。
しかし、会見欠席により罰金15,000ドル(約165万円)を受け、四大大会の主催者からは「将来的にグランドスラム(四大大会)の出場停止につながる可能性がある」と伝えられていた。
31日に大坂は自身のツイッターで2回戦の棄権を表明し「(四大大会初優勝を果たした)2018年の全米オープンから、長い間うつ病に悩んでいた」と明かしていた。
セリーナは「私もそのような状況に置かれたことがある。胸の内にあることを誰かに話す機会があった。私にとって、そのような行動がとても大切だった」と語った。
「人はそれぞれ違うし、誰も同じではない。みんな違い、いろんなことに異なる方法で対処しようと努める。彼女のやり方で乗り越えさせてあげればいい。彼女が思うベストな方法で。それが私の言えること。彼女はベストを尽くしていると思う」
この日の1回戦でセリーナは世界ランク74位の
I・C・ベグ(ルーマニア)をストレートで下して初戦突破を果たした。
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