テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
D・メドベージェフは第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)に3-6, 6-7 (3-7), 5-7のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。
>>全仏OP対戦表<<この日、第1セットを落としたメドベージェフは第2セットもチチパスにリードを許す。その後、ネットプレーを決めるなどでゲームカウント4-4に追いつくもタイブレークの末にセットカウント0-2と崖っぷちに追い込まれる。
第3セットに入るとメドベージェフが第5ゲームで先にブレークするも逆転を許し、2時間19分で力尽きた。チチパスのマッチポイントでは不意をつくアンダーサーブを披露したが、最後はリターンエースを決められた。
会見で、記者から「無観客のナイトマッチに組まれたことで落胆したのでは?」と聞かれたメドベージェフは「100パーセント、その通り」と答えた。
世界ランク2位のメドベージェフは現在の男子テニス界について、同1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同3位の
R・ナダル(スペイン)、同8位の
R・フェデラー(スイス)のBIG3の存在が大きいとも述べた。
「特にBIG3がいるから、テニスは本当に伝統的なスポーツになっている。僕ら若手は、それを守っていく必要がある」
またメドベージェフとチチパスは、2018年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で口論になった過去があった。
メドベージェフは「他のスポーツはヒートアップしたりするけど、試合中に何かお互い言い合ったりする。でもテニスは、そうではない。だから、喧嘩のようなことが自分と彼(チチパス)の間で起こることはないと思っている」とコメントした。
一方、勝利したチチパスは、準決勝で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは準々決勝で世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
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