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「史上最高の3人」とティーム

ドミニク・ティーム
マドリッドOPでのティーム
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは11日、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に第4シードとして出場する世界ランク4位のD・ティーム(オーストリア)のインタビューを掲載。「Big3」と次世代の選手たちの差や四大大会のタイトルについて語った。

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27歳のティームは「Big3」と呼ばれるN・ジョコビッチ(セルビア)R・ナダル(スペイン)R・フェデラー(スイス)とトップ10選手であるD・メドベージェフA・ズベレフ(ドイツ)S・チチパス(ギリシャ)らとの違いについてインタビューで話した。

「グランドスラムはまだBig3に支配されている。彼らに勝つこと、ましてや彼らに3セットを取って勝つことは、もちろん2セットを取って勝つことよりもはるかに難しい。それが大きな理由のひとつだ。でも、グランドスラムの大会ではすでに色んなカードの決勝戦が行われている。近い将来、誰か他の人が優勝することもあると思うよ」

「多くの人が、僕らがプレーしている時間や時代を過小評価していると思うが、それはテニス史上最高の3人のプレーヤーがいるからなんだ。グランドスラムで優勝するには、ほとんどの場合そのうちの2人に勝たなければならないから、非常に厳しいことは明らかだよ」

ティームは昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初の優勝を果たしたが、ジョコビッチやナダル、フェデラーとは対戦することはなかった。

BNLイタリア国際では初戦の2回戦で世界ランク44位のM・フチョビッチ(ハンガリー)との対戦が決定。ティームは今大会について「マドリッドとここではクレーの種類も違うと思う。当然、スピードも遅い。完全に異なる条件だ。過去2年は初戦で敗れているからそれよりも良い結果を出せるようにしたいね」と語った。

これまで同大会では2017年のベスト4が最高の成績。2018・2019年は初戦で敗れていた。

「プレッシャーはいつも同じだよ。コートに立つときは、試合に勝ちたいと思っている。危機的な状況に陥ることもたくさんあるだろうけど、どんなときでもいつも緊張している。それは僕のキャリアの最後まで変わらないことだと思うよ」

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