男子プロテニス協会のATP公式サイトは19日、世界ランク62位の
F・ティアフォー(アメリカ)のインタビューを掲載。昨年7月に新型コロナウイルスの陽性反応を示したことや、20日に23歳の誕生日を迎えること、今後の目標などについて語っている。
>>YouTube 70時間以上も部屋に缶詰め状態【内山 靖崇】 コロナ禍オーストラリアの現状とは、遠征バッグの中を全部公開<<>>YouTube ワッキー チャンネル<<20日に23歳の誕生日を迎えるティアフォーは、2019年2月に自己最高となる世界ランク29位を記録。しかし、2020年の序盤は同80位台に降下するなど苦しい時間を過ごしてきた。
7月には新型コロナウイルスの陽性反応を示すなど苦しんだものの、ツアー再開後の10月にチャレンジャー大会を制覇。その後のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、 ATP250)では4強入りを果たすなど徐々に復調している。
ティアフォーは新型コロナウイルスの影響について「パンデミックは、おそらく僕のキャリアにとってだけみれば最高の出来事だったと思う。パンデミックの前は暗闇の中にいたんだ。世界ランキングは深刻な打撃を受けていたし、メルボルンでの準々決勝での敗退はそれが顕著に表れていたことだった。そこから僕を救ってくれたんだ」と話した。
「(自粛期間のあいだ)『パンデミック後の世界はどうなっているのか?何を変えたいのか?今までと同じ男になるのか、それとも何かを加えて変えていくのか?』と自問自答していた。僕はただ、違う男になりたかっただけなんだ」
ツアー再開後の8月、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場したティアフォーは
J・ミルマン(オーストラリア)、
M・フチョビッチ(ハンガリー)らを破り4回戦に駒を進めた。
「全米オープンが開催されると知ったときは、とてもうれしかった。待ちきれなかったし、それが復調する理由だと思う。試合を楽しんでいる時、試合を愛している時が最高の状態なんだ」
20日に23歳の誕生日を迎えるティアフォー。これまでのツアー経験や未来について自身の感想を述べた。
「初めてツアーに参加したときは、そこにいるだけでに興奮していたんだ。誰とでも対戦したいし、すべてのトーナメントに行きたい。僕はまだ若いけど、ベテランのように感じているよ。しばらくツアーでプレーしてきて、今では23歳になる。もう選手みんなを知っている。あまり分からないかもしれないけど、間違いなく大きく変わったよ」
「ツアーでファンが愛してくれるような存在になりたいと思っている。多くのファンは受け入れてくれていて、その後ろ盾になってくれていると思う。僕のモチベーションはかなり高いところにあるし、2021年はたくさんの素晴らしいことをする準備ができているんだ」
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