男子プロテニス協会のATP公式サイトは14日、先日まで行われていたデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250)でキャリア初のツアー決勝進出を果たした世界ランク119位で20歳の
S・コルダ(アメリカ)のインタビューを掲載した。
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P・コルダ(チェコ)を父に持つ20歳のセバスチャン・コルダは10日から開催されていた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)予選への出場権があったものの、同時に行われていたデルレイビーチ・オープンへの参加を選択。結果として、
J・イズナー(アメリカ)や
C・ノリー(イギリス)らを下しキャリア初の決勝戦に進出した。
最後は第4シードのH・ホルカシュに敗れ準優勝に終わったが、20歳にしてタイトル獲得まであと一歩のところまで到達した。
準優勝のあと、コルダはATPのインタビューで「僕はいつも物事をうまく処理できているはずなんだ。2019年の最後にあったチャレンジャー大会は決勝でマッチポイントがあったにも関わらず負けてしまった。そこで勝っていれば翌年の全豪オープン予選に出れていたかもしれないのにね。そういうことはあるよ。正しい方向に歩き出したいし、ポジティブなことはポジティブに捉えていきたい。今回のことは何の問題もない。むしろ僕にとっては大きなプラスにしかならないよ。ハードワークをして、自分のテニスを信じて、今まで通りのことを続けていくつもりだ」と話した。
また、現時点での目標は世界ランクでトップ100に入ることだと明かした。
「トップ100を突破することは、アメリカ人選手にとって大きな目標のひとつ。そこを確実に突破して、大きな大会で安定した選手になることは、この雰囲気や選手たちに慣れるためにとても大切なことだ。それはとてもクールなことだけど、すべてはプロセスであり、僕はまだ20歳だから、今年はまだ勉強と努力が必要だと思う」
「グランドスラムに出場して、家族が応援してくれているのを見るのが小さい頃からの夢だったんだ。このようなことを思い描くことはいつも特別なこと。それが実現しているのを見て、自分の好きなことをするために費やしてきたすべてのハードワークと時間が報われたらいいと思っている。でも、まずは今週どれだけ良いプレーが出来たか、そして素晴らしい試合が出来たかを振り返りたい。まだ十分には理解できていないんだ。今週は、本当に良いトップ選手達と対戦したし、ここからは良いことしか生まれないよ」
コルダは今後ヨーロッパに移動し、チャレンジャー大会を転戦する予定となっている。
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