女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、プレミア5)は20日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と対戦したが、6-0, 2-1の時点でプリスコバが左太ももの負傷により途中棄権。思わぬ形でタイトルを獲得した。
>>錦織vsガリン 1ポイント速報<<>>錦織らヨーロピアンOP対戦表<<この日、序盤から調子の上がらないプリスコバを攻め立てたハレプは3度のブレークに成功し第1セットを先取。第2セットに入ってもストローク戦などで主導権を握ったハレプは2度ブレーク。ゲームカウント2-1の時点でプリスコバが棄権を申請した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはハレプとプリスコバのコメントが掲載されている。
今年2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、プレミア)と8月に行われたプラハ・オープン(チェコ/プラハ、レッドクレー、WTAインターナショナル)で優勝を飾っていたハレプは「ついに優勝できた。このコートでプレーするのが大好き。今はただただ笑顔でいたい。本当に楽しめている。願っているような大会の終わり方ではないけど、第1セットは素晴らしいと感じたし、このままプレーを続けていても勝てるチャンスがあると確信していた。これをネガティブに捉えないようにしている。もちろん、けがはけが。決して簡単なことではないから、彼女(プリスコバ)は気の毒だと思っている。それでも、このトロフィーは今は私のもの」と話した。
また、27日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に関して、2018年の同大会を制しているハレプは「2年前とは別の大会だと認識している。自分にプレッシャーをかけるつもりはない。今年は本当に良いプレーをしてきた。今年もグランドスラムでプレーするチャンスがあることに自信を持てているし、幸せだと思っている。天候などは気にしていない。今回の大会をポジティブに捉えて、笑顔で臨みたいと思っている」と語った。
一方、太ももの負傷で棄権を余儀なくされたプリスコバはBNLイタリア国際2連覇とはならなかった。
プリスコバは試合後「ローランギャロス(全仏オープン)に向けて準備をしておきたい。まだ1週間あるから時間はたっぷりある。医者に診てもらって、重度のけがでないことを確認しないといけない。タフな試合を連発してきたからだと思う。3セットマッチではなかったとしても、クレーでのプレーだったから、ハードからの切り替えが早かったのかもしれない。昨晩から本当に調子が悪くなってきてたから、プレーするべきかどうか考えていた。たぶん、あまり良くなかったと思うけど、やってみたいと思ったの」とコメントした。
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