テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
D・ティーム(オーストリア)が第15シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を7-6 (7-4), 6-1, 6-1のストレートで破り、2018年以来2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>大坂vsロジャース 1ポイント速報<<>>ティームら全米オープン対戦表<<初の顔合わせとなったこの試合、第1セットをタイブレークの末に獲得したティームは第2・第3セットではファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを取得。オジェ アリアシムに1度もブレークチャンスを与えることなく、2時間7分で勝利した。
ティームは試合後の会見で「試合前は本当に緊張していたんだ。素晴らしい相手と対戦することになるとわかっていたから。第2セットと第3セットは、海外遠征におけるベストセットだった。オフェンスとディフェンスのミックスを見つけ始めていて、たくさんのリターンをプレーに入れることができているよ。次のラウンドには、その形を持っていけるように頑張りたいと思う」と話した。
四大大会初制覇を狙う27歳のティームは4強入りをかけて、準々決勝で第21シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。21歳のデ ミノーは4回戦で世界ランク94位の
V・ポスピシル(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
デ ミノーとの準々決勝についてティームは「僕はおそらく、この大会で最も年配の選手の1人だと思う。彼(デ ミノー)はフェリックス(オジェ アリアシム)に似ていて、絶対的なスーパースターだ。ビッグ3がここにいるかどうかは関係ない。誰もがトロフィーを手にしたいと思っているんだ」と話した。
一方、敗れた20歳のオジェ アリアシムは四大大会初のベスト8進出とはならなかった。
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