男子テニスで世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)が20日にインスタグラムでライブ配信を行い、同4位の
R・フェデラー(スイス)や同129位の
A・マレー(イギリス)が参加した。
>>YouTube テニス365チャンネル<<><YouTube>内山 靖崇 自身が主催【Uchiyama Cup】とは「ジュニアへ夢を与えたい、日本国内からレベルを上げれば」<男子プロテニス協会のATP公式サイトには今回のライブ配信の特集が組まれている。ナダルは初めてのインスタライブであると明かし、まずフェデラーを招待した。今年2月に右ひざの手術を行ったフェデラーはリハビリの状況や自宅隔離中の子どもたちについて会話を交わしている。
フェデラーは膝の回復具合について「最初の6週間は本当に良かったけど、少し状況は遅くなったと思う。今はまた良くなってきているけどね。でも時間はたくさんあるから、急ぐ必要はない。壁打ちを多少やって、リハビリとフィットネストレーニングを行った。良かったことは2度目の手術が1度目よりも簡単だったこと。3度目の経験をする必要は無いということだ」と語った。
続けて自宅隔離中の子どもたちの過ごし方についてアドバイスを送った。
「学校でのルーティン。いつ食べるか、いつ寝るか、を大事にしていると思う。特に複数の子どもがいる場合はより重要だ。今の状況で難しいのは、両親を含め誰とも対話したり会ったりできないこと。子どもたちは他の子と遊んでみたいはず」
ナダルはフェデラーとの会話の後、マレーを入れ替わりで招待した。マレーは股関節の負傷から回復傾向にあり、その経過を語っている。
マレーは「多くのトレーニングがこなせていて、他にもやるトレーニングはたくさんある。でも5週間ボールを打てていないんだ。感覚としてはとても良いから、またプレーできる機会を待ちたい。僕は毎日、子どもたちとやりたいことを見つけようとしている。慣れていないし大変だけど、家族とたくさんの時間を過ごせて良かった」と話した。
「親として子どもに教えるのは難しい。彼らは常に親の言うことに耳を傾けるわけではないからね。学校の先生たちが普段やっていることに感謝したいよ」
フェデラーやマレーがライブ配信から抜けた後、ナダルはジュニア時代やテニスへのモチベーションについて語っている。
「僕はジュニアのときアンディ(マレー)、
JW・ツォンガ(フランス)、
R・ガスケ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)らとプレーしてきた。それは一生残る経験だった。僕らはプロテニス選手になるために遠征や練習をたくさんしていた。夢を実現して、僕らが今ツアーでともに戦えているのは素晴らしいこと」
「僕のテニスへのモチベーションはとても理解しやすいと思う。僕は今自分がしていることが大好きなんだ。テニスのおかげで僕は楽しむことができているし、経験することができている。幸せなこと。最高のスタジアムでプレーして試合をしているのが好きだ。健康を維持し、ルーティンを守るために最善を尽くしている。戻ってくるチャンスが生まれたときにしっかり発揮できるよう準備しているんだ」
男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響により7月13日までの中止が決定している。
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