国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【ヨネックス】「完成度の高さが売りのVコアプロ100 JP※Vコアプロシリーズインプレッション」

■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。

ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。

テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
-----------------------
【ヨネックス】「完成度の高さが売りのVコアプロ100 JP 」

意外と知られていないのが、ヨネックスのラケットカスタムオーダーシステム「カスタムフィット(CUSTOM FIT)」です。

国産ラケットメーカーの強みは、1本1本のラケットのウエイト、バランス、スイングウエイトが比較的均一なことです。

ラケットはほとんどが海外生産で、以外とばらつきが多いのです。カタログに表示されているウエイト、バランスは平均を記載しており、プラスマイナス5~7のずれは許容範囲なのです。

逆に言うと自分の好みのウエイト、バランス、スイングウエイトをばらつきの中から選ぶことが可能なのです。

そこにいくとヨネックスはばらつきが少ないので、ウエイト軽め、バランストップヘビー等を選ぶのが難しいのです。

そこでカスタムフィットです。

ウエイトを5g、バランスを5mm上げ下げすることが可能なのです。

また、0.5インチロングにすることも可能です。(その場合はウエイト、バランス指定はできません)

費用は¥2,000+税で、10日から1ヶ月程で出来上がります。
※上記金額は2020年2月時点のもの

さらにラケットにネームプリントもできます。(費用は¥1,000+税)
※上記金額は2020年2月時点のもの

国内に工場を持つヨネックスだからできる、きめ細かなサービスです。

Vコアプロ97をカスタムフィットしたY田さんと、今回発売された「Vコアプロ100 JP」をはじめ、Vコアプロシリーズを試打したのでインプレッションをお送りしたいと思います。

今回中居が用意した試打ラケットは、【Vコアプロ100 JP】と【Vコアプロ100(300g)】にヨネックスのダイナワイヤー130を50ポンドで張ったものです。

また、Y田さんが305g、305mmにカスタムフィットした【Vコアプロ97】にルキシロンのスマート125を39/36で張ったものも参考に打ってみました。



試打の前に補足させていただきますが、Vコアプロ100 JPは日本人のために開発されたモデルで、フレーム厚を厚くしてウエイトを軽量にし、力に自信が無い方でもパワーが出せる設計です。

Vコアプロ100 JPは、スペック的にすでに発売しているVコアプロ100と別シリーズのVコア100の間に位置するようなラケットと感じましたが、シリーズが異なるうえで両ラケットの間に位置する狭い部分に焦点を当てたラケットだからこそ完成度が高いと感じます。

(そもそもVコアプロ100 JPは必要なのかの論議が起きそうですが、試打でその論議を食い止めることができるかも注目です。)

今回の試打で中居にとって最も気持ち良く打てたのはVコアプロ97でした。

まったく硬くなく、むしろ柔らかい打球感で球乗りがよく、インパクトから中々離れない印象を受けました。ただし、不利な態勢になると100%からいきなり50%以下になってしまったようなパワーしか出せず、まったくごまかしがききません。※中居個人の意見です



※Vコアプロ97

■ウインザーオンラインショップページ(Vコアプロ 97)はこちらへ>
---------------------------------
次に打ったVコアプロ100は、少し楽になりましたが、柔らかさはあまり感じなくなりました。

確かに、パワーアップし、スピンもかけやすいのですが、Vコアプロ97と比較し差はほんの僅かかも(?)と感じました。

自分なら、打球感を重視してVコアプロ97を選びます。

これには私個人の経験談による理由があるのですが、元々、VコアツアーG(オレンジ色のモデル)を使っていて、今でも名器だったなあと回想するほどで、20mm厚のボックスフレームは大好物なのです。



※Vコアプロ100

■ウインザーオンラインショップページ(Vコアプロ 100)はこちらへ>
---------------------------------
Vコアプロ100 JPは、23mm厚になるので20mmのVコアプロ97、21mmのVコアプロ100に比べて反発力が明らかに違いました。

Vコア100に比べると流石に飛びは落ちますが、ボックスフレームならではの、掴む打球感があり、ボールの押し具合は手のひらに伝わる感覚で調整がしやすく感じます。

ポリツアープロで張ったのも打ちましたが、食い付きが良くスピンもかかり、さらに音が良くて、気持ちが乗ってプレーすることができました。

個人的にはポリエステルが合っていると感じました。



※Vコアプロ100JP

■ウインザーオンラインショップページ(Vコアプロ 100 JP)はこちらへ>
---------------------------------

今回一緒に試打をしましたY田さんのVコアプロシリーズのインプレッションをご紹介します。※個人の意見です

■Vコアプロ 97
面の小ささ、フレームの細さからくる振り抜きやすさは抜群です。一定のしなりは感じますが、大きなしなりを感じることはないという印象です。面の安定性が高く、フラットドライブでボールをつぶして打ちやすいです。またサーブでもスイングスピードを上げやすいです。
もちろん使い慣れているという背景もありますが、スピード、回転、コントロールの制御は最もしやすいと感じました。しっかり振り切るスイングをするプレーヤーに合うと感じました。
■Vコアプロ 100
Vコアプロ 97に比べると飛びが良く、反発性も高いと感じます。打感は良いのですがVコアプロ100 JP同様にしなりは感じにくいかもしれません。Vコアプロ100 JPと同じような重さ、バランスのはずですが、試打をしたラケットの3本の中では、最もヘッドの重さを感じました。Vコアプロ97に比べ、ボールは飛びますが、重たく感じてしまった理由でコントロールはしにくかったです。中級以上でラケットヘッドの重さをご自身のスイングとうまくミックスして使える人に合うのではないかと感じます。

■Vコアプロ 100 JP
当然ですが、最も飛びが良く、弾道も高めになりました。試打用ラケットはヘッドの重みをあまり感じなく、操作性が良かったので、ボールは飛ぶ中で、コントロールを比較的しやすかったです。BOX形状の打感の良さも残り、しなりはあまり感じなかったです。オールラウンドに使いやすい印象で、マイルドな打感はすべてのプレーヤーに合うように感じました。

3本に共通して言えるのは、不快な振動が本当に少ないことだと思います。テニスエルボーになってしまった人などにも向くかもしれません。
--------------------
最後に、Vコアプロ100 JPは、BOX形状のノリの良い打球感が好きな方でパワーアシストも欲しいし、操作性も良くしたいと言うこだわりが強い方も満足させるラケットに仕上がっています。

そしてもう少し軽くしたい、トップライトにしたいなどの要望がある方は「カスタムフィット(CUSTOM FIT)」をお試しください。

■その他GEEK通信の記事はこちら>


■関連ニュース

・【ダイアデム】「本物か偽物か、ダイアデム誕生」
・【ヨネックス】「試合に勝てる予感がするEゾーン98」
・【テクニファイバー】「テクニファイバーのストリングをサービス中心に試打してみました。」

■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2020年4月10日13時59分)

その他のニュース

9月19日

アルカラスは「ビッグ3の融合のよう」 (15時02分)

ボルグ がん闘病を初告白 (13時47分)

世界6位 負傷でジャパンOP欠場 (11時31分)

BJK杯 4強出揃う (10時54分)

予選勝者が前年王者チリッチ撃破 (9時59分)

負傷の元世界6位 復帰戦は黒星 (9時00分)

錦織圭元コーチの陣営入り 正式発表 (8時30分)

杉山愛監督「厳しい戦いだった」 (7時50分)

9月18日

日本 イギリスに完敗で4強ならず (22時07分)

【1ポイント速報】日本vsイギリス BJK杯 準々決勝 (20時40分)

日本崖っぷち 柴原瑛菜敗れる (20時27分)

望月慎太郎ら ジャパンOP出場決定 (19時37分)

ダニエル太郎 今季ツアー初白星 (17時39分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsウォン (16時11分)

二宮真琴ペア 強豪に屈し初戦敗退 (11時10分)

復帰後初白星で前年王者が初戦突破 (10時06分)

世界304位 第5シード破る番狂わせ (9時07分)

9月17日

ダニエル太郎 3年連続本戦入り (16時20分)

フォンセカ、フェデラーと緊張の初対面 (15時39分)

柚木武 元世界1位と複出場へ (14時44分)

エナン、日本開催Jr大会アンバサダーに (13時47分)

ジョコ 異競技の“超人”を称賛 (11時14分)

差別騒動の米選手 立場逆転で非難殺到 (9時34分)

40歳ワウリンカ 17歳新星に貫禄勝ち (8時15分)

9月16日

ダニエル太郎 シード撃破し本戦王手 (18時40分)

坂本怜 元世界16位に屈し予選敗退 (18時23分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎・坂本怜 予選1回戦 (14時00分)

大坂なおみ 3大会連続出場へ (13時49分)

全仏OP4強の22歳 ハードで初白星 (12時27分)

19歳大活躍 チチパスら撃破 (10時50分)

加藤未唯 今季20度目の初戦敗退 (8時06分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!