テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は31日、男子シングルス準決勝が行われ、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)が第7シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 6-4, 7-6 (7-3), 7-6 (7-4)の逆転で下して大会初の決勝進出を果たし、四大大会初優勝に王手をかけた。
>>ジョコvsティーム 1ポイント速報<<この日、3時間42分の熱戦を制したティームは会見で「1つの場面での鍵はなかった。グランドスラムの準決勝で2人の選手がいい状態でプレーをすると、そうなると思う。(第3セットの第10ゲームでズベレフに握られた)2本のセットポイントをセーブして、そのセットを取った。タイブレークが決め手だった。ラッキーなことに彼は1・2ポイントを簡単にくれた。それで勝利できた」と振り返った。
決勝では、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。2年連続8度目の全豪オープン制覇を狙うジョコビッチは準決勝で第3シードの
R・フェデラー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
ティームは決勝へ向けて「何度も決定打を打たなければいけない。ロンドンではライン際に打てた。その時のプレーを繰り返せるように努めたい。彼が優勝候補。ここで7度も優勝し、決勝では負けていない。ベストのプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。
2018・2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き四大大会で3度目の決勝の舞台に立つティームは「僕らは信じられないレジェンドをいつも倒さなければいけない。初めて全仏オープンの決勝へ進んだ時とは違う。日曜日の夜は、すぐにゾーンへ入れるようにしたい」と語った。
両者は11度目の対戦で、ティームの4勝6敗。昨年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)ではジョコビッチに勝利している。
「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する!
【放送予定】
1月20日(月)~2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
■詳細・放送スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織との不平等にジョコ不満・フェデラー 心配でナダルへ連絡・ナダル、ボール直撃でお詫び■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報