国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【アシックス】「ゲルレゾリューション8を買わない理由が見つからない。」

-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。

ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。

テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
-----------------------

「アシックス ゲルレゾリューション8を買わない理由が見つからない。」

トーマス・エンクビスト氏を知っている方はあまり多くはないかもしれませんが、アシックスシューズを語る上で大変重要なプレーヤーでした。

1990年代に活躍したスウェーデンの選手で、全豪オープン準優勝、シングルス最高ランキング4位の実績があり、錦織選手と丁度同じくらいの成績を収めています。

アシックスはこの当時、テニス選手との契約は少なくエンクビスト氏がアシックスの看板選手でした。

その時に発売したのが「ゲルエンクイスト」です。




「エンクビスト」ではなく「エンクイスト」だったのは、ヨーロッパの選手の呼び名をカタカナにしたときに発音の聞き取り方でよく起こるパターンです。

ボルグ→ボリー/エドバーグ→エドベリ/ワウリンカ→バブリンカ/ビランデル→ビランダー

などなど数え上げるときりが無いほどです。

「ゲルエンクイスト」は、190cmのエンクビストのフットワークに耐えるよう、幅はややタイトでソールも硬めで、アッパーもがっしりしたハードな作りのシューズでした。

今思うと、その後発売された「ゲルレゾリューション」の原型になったのではないでしょうか。

私も2007年に発売になったゲルレゾリューションに感銘を受けゲルレゾリューション7まで契約選手でもないのに、履き続けました。

挙げ句の果てには、ウエア、キャップ、ソックス、リストバンドまでアシックスで揃える徹底ぶりで、モンフィス選手に引けを取りません。

そんな自主契約選手にも、アシックスを履けなくなる事態が起こってしまいました。

ゲルレゾリューション7で足が痛くなってしまったのです。

10数年アシックスを履き続け、ソリューションスピードでも、オムニテレインでも快適に履けて、足に合わなかったことは一度もありませんでした。
ゲルレゾリューション7でプレーをした後に痛みがあっても、まったく疑うことなく履き続けました。

自分の足の骨格が変化していることに気が付かなかったことと、アシックスのシューズがすべて自分の足に合っていると誤認していたことが原因でした。
小指側の骨の部位が腫れてる状態で、内反小趾という症状です。

一度この症状になっていまうと、何を履いても痛みが出てしまい、幅広4Eのシューズしか履けなくなってしまいました。

その後は徐々に回復してきてはいましたが、シューズによっては同じ部位に痛みが出る状態でした。
それから数ヶ月経ち、アシックスの新作シューズ発表会に出席し、早稲田大学のコートにお邪魔することになりました。




================
>>オンラインショップ アシックステニスシューズページはこちらへ<<
================
ゲルレゾリューション8が発売となり、今までなら「早く履きたい」とワクワクして会場入りしたのですが、今回は痛くなったらどうしようという不安が先にたちました。

万が一痛くなったら、インソールをすぐに取り替えようと思ってシダスのインソールを準備して行きました。

シダスのインソールはアーチをサポートしてくれるので、足のサイドへの負担を軽減してくれるのです。

試履きの前に、アシックススタッフから商品説明を受けました。

新機能の「ダイナラップ(DYNAWRAP)」が気になりました。



シューレースを締めると同時に、親指側と小指側のパッドがホールド感を高める機能なのですが、自分にとっては小指側はそっとしておいて欲しい箇所なのです。

説明が終わり、質疑応答になった瞬間手を上げていました。

「ウインザーの中居と申します。ダイナラップについてなのですが、シューズ内側のパッドが締め付けることで小指側が痛くなることはないでしょうか」
完全に自分本意の質問をしてしまいました。

柔らかいパッドなので、痛くなることは無いとの解答をいただきました。

不安は少し和らぎましたが、テニスコートで実際にプレーしてみるまで安心はできません。
佐藤文平プロと綿貫陽介プロの指導の元、シューズの機能を味わうのですが、プロもシューズの機能を引き出すために、ギリギリ届くような球出しでスライドやクロスステップを指導してくださりハードなフットワークメニューとなりました。




約2時間プレーしたのですが、まったく痛みはありませんでした。

ゲルレゾリューション7はアッパーの素材を強固にしアウトサイドへの逃げを防いでいましたが、

ゲルレゾリューション8は、柔らかいアッパー素材に変更しダイナラップでサイドの補強・安定を図っていたので、小指側の痛みはまったくありませんでした。
特に小指側は痛みの箇所の手前を締めるため、逆に痛みのある部位はフリーになっている感覚がありました。足裏全体に隙間なくシューズ自体が吸い付いている感覚で、左右に振られてストップした時もシューズと足が一体化していてロスなく切り返すことができました。

綿貫陽介プロはこう言ってました。
「選手になって、両足首のサポーターは必ずしていましたが、アシックスを履くようになってから、サポーターは要らなくなりました。」

サポーターをしている選手のほとんどは、予防として付けているのですが綿貫陽介プロは不安が払拭されたことでサポーターを付けなくなったのでした。

今回はハードコートでしたので、オールコート用でプレーしましたが、いつもプレーしているのはオムニコートですので、ゲルレゾリューション8OCのソールが気になりました。



【ゲルレゾリューション8OC】


================
>>オンラインショップ アシックステニスシューズページはこちらへ<<
================
また、前作のゲルレゾリューション7 OCから、あの伝説のオムニテレインのソールパターンが一部採用されています。

ベテランテニスの上級者の間では、オムニテレインを履いていないと試合で勝てないと噂が立つほど、完璧なソールでした。

ドットパターンのソールなのですが、切り株が斜めになっており一歩目のスタートは切り株がコートに刺さり、スタートダッシュが決まり、最後の一歩は滑るように滑らかで、逆をつかれた時に踏ん張ると大きい3つの円形スタッドがコートを噛み、ストップできる優れものでした。




価格も据え置きで、買わない選択肢はもはやないと感じました。

これでまた自主契約選手としてプレーできそうです。



================
>>オンラインショップ アシックステニスシューズページはこちらへ<<
================

>>その他GEEK通信の記事はこちら<<




■関連ニュース

・チチパス勝利 ジョコ戦へ
・マレー 今年のカムバック賞
・右ひじ手術で全豪OP欠場

■おすすめコンテンツ

・錦織掲示板
・選手フォトギャラリー
・世界ランキング
・スコア速報
(2019年12月28日12時20分)

その他のニュース

10月2日

坂本怜 ストレート負けで初戦敗退 (22時45分)

【1ポイント速報】 上海マスターズ 日本勢 1回戦 (21時03分)

西岡良仁、連敗脱し「良い流れ」 (19時23分)

世界3位 快勝で3年連続4強入り (18時22分)

加藤未唯ペア 快勝で4強入り (16時26分)

トゥロター、マスターズ初白星ならず (15時23分)

全員に賞品!人気ブランドコラボの団体戦 (13時53分)

40歳ワウリンカ 初戦突破ならず (11時33分)

フェデラー 殿堂入り候補に (11時08分)

世界2位 8強入り逃す (9時50分)

10月1日

錦織圭も陥落で日本勢トップ100不在に (23時16分)

チリッチ 3年ぶりジョコと対戦へ (20時53分)

西岡良仁 14ヵ月ぶりマスターズ白星 (18時36分)

ジョコ・ナダルに次ぐ記録でV (17時32分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsシェフチェンコ (17時27分)

シナー 19歳に圧勝し21度目ツアーV (16時33分)

モンフィス 来季での引退を表明 (16時11分)

負傷の選手に警告「全力尽くしてない」 (11時53分)

シナー 3年連続の決勝進出 (10時28分)

テニス好きの新常識「コンディショニング」、もう始めてる? (10時01分)

坂本怜 マスターズ2度目の本戦入り (9時27分)

東京Vアルカラス 上海は欠場 (8時19分)

9月30日

ジャパンOP制覇 アルカラス「名誉」 (22時31分)

アルカラス 東京でV「また来年」 (21時17分)

アルカラス 圧巻のジャパンOP初V (19時48分)

【1ポイント速報】アルカラスvsフリッツ (18時00分)

柚木武「準優勝で悔しいと思える」 (16時56分)

柚木武組 ジャパンOP準優勝 (15時44分)

【1ポイント速報】柚木武組 ジャパンOP決勝 (14時00分)

西岡良仁 日本勢対決制し本戦王手 (10時47分)

大坂出場!東レPPO観戦チケットプレゼント (10時37分)

【動画】トゥロター 初戦敗退、試合終了の瞬間 (0時00分)

9月29日

アルカラス 決勝でリベンジ期す (21時57分)

アルカラス 逆転勝ちでジャパンOP決勝へ (20時20分)

【1ポイント速報】アルカラスvsルード (18時10分)

世界5位 3年ぶりジャパンOP決勝進出 (17時51分)

柚木武 初のツアー決勝進出「嬉しい」 (17時44分)

柚木武ペア ジャパンOP決勝進出 (15時59分)

小田凱人「ATPの選手に勝ちたい」 (14時27分)

【1ポイント速報】柚木武/ボパンナ組 ジャパンOP準決勝 (14時19分)

小田凱人 圧勝も「もっと強くなる」 (12時58分)

小田凱人 圧勝でジャパンOP3連覇達成 (12時11分)

【1ポイント速報】小田凱人vs荒井大輔 (11時04分)

【動画】試合を決めたチリッチの強烈フォアハンドウィナー (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!