男子テニスのATPは25日に公式サイトで、世界ランク19位の
J・イズナー(アメリカ)がテキサス州のダラスにある病院でがんと闘う患者たちを支援する「イズナーファミリー財団」を設立していることを掲載した。
母親ががんにかかり、病気がもたらす家族への影響力を痛感したと語るイズナーは「がんはかかった人たちだけでなく、彼らの家族にも影響をもたらす。おそらくみんなとてもネガティブな方向でがんになってしまった人を知っていると思う。でも幸運なことに僕の家族はポジティブな結果になっている。これこそが財団が求めていること。僕の母親が受けられたような素晴らしい治療だ」と財団設立の想いを明かした。
「これは間違いなく今スタートできてうれしいものだと思う。また僕が長い間ダラスにいることで与えられるとてもいい時期だとも思う。財団を立ち上げた11月13日はとてもいい日だった。実現させるのに時間がかかったけれど、かなえることができて幸せだよ」
イズナーは今季、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準優勝、7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)で4度目の優勝を飾るなどの活躍を見せていた。
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