男子テニスの国別対抗戦デビスカップ・ファイナルズ(スペイン/マドリッド、ハード)は20日にグループFの第3戦が行われ、イタリアはアメリカに1勝2敗で敗れ、グループリーグ敗退が決定した。
2日前に行われたカナダ戦を1勝2敗で落としていたイタリアはこの日、初戦のシングルスで世界ランク12位の
F・フォニーニ(イタリア)が同36位の
R・オペルカ(アメリカ)に23本のサービスエースを決められながらも6-4, 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで下し勝利。しかし、第2試合では
M・ベレッティーニ(イタリア)が
T・フリッツ(アメリカ)に黒星を喫すると、最終試合のダブルスでも敗れ、2敗目が決定。グループリーグで姿を消すこととなった。
また、第3試合のダブルスが終了したのは日本時間21日の12時(現地21日の4時)頃だった。
フォニーニは試合後の会見で「文字通り本当にタフだったので疲れている。このサーフェスで彼(オペルカ)は非常に危険だ。今日僕が経験したことで最高のものはサービスだよ。理由は聞かないでほしい。あれには本当に驚いた」とオペルカのサービスに言及した。
イタリアvsアメリカの結果は以下の通り。
シングルス:F・フォニーニ 6-4, 6-7 (4-7), 6-3 R・オペルカ
シングルス:M・ベレッティーニ 7-5, 6-7 (5-7), 2-6 T・フリッツ
ダブルス:
S・ボレッリ(イタリア)/ F・フォニーニ 7-6 (7-4), 6-7 (2-7), 4-6
S・クエリー(アメリカ)/
J・ソック(アメリカ)グループFでは2勝をあげたカナダが決勝トーナメント進出を決定し、準々決勝でオーストラリアと対戦することが決まっている。
また、グループリーグ全試合終了後に各グループ2位の全6チームのうち、試合の勝利数や獲得セット数などに応じた成績上位2チームに入れば決勝トーナメントに駒を進める可能性が残されているものの、アメリカはすでに上位2チームに入ることができないことが確定したため、イタリアに勝利したが敗退となった。
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