男子テニスの21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は9日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)は第8シードの
J・シナー(イタリア)に2-4, 1-4, 2-4のストレートで敗れ、2年連続の準優勝となった。
>>ナダルら最終戦の組み合わせ表<<今季3勝をあげている20歳のデ ミノーは、今大会の予選ラウンドロピンで3連勝。準決勝では第2シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を下し、2年連続の決勝進出を果たしていた。
迎えた決勝戦、デ ミノーは第6ゲームでシナーにブレークを許して第1セットを落とすと、第2セットも続けて奪われた。第3セットは勢いに乗る地元のシナーから1度もブレークチャンスをつかめず、1時間4分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはデ ミノーのコメントが掲載されている。今季世界ランク551位からスタートし、3人目の優勝者となった18歳のシナーについて「彼はとても誠実で謙虚で、こんなことが起こる前と同じ人間。確実にいいことが、今後の彼に起こるだろう」と語った。
ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場。8選手は、4選手ずつのA・Bグループの2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。
試合方式は、ノーアドバンテージで4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチ。
予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。
※()内はシード
【グループA】(1)A・デ ミノー 3勝0敗
(4)
C・ルード(ノルウェー) 1勝2敗
(5)
M・キツマノビッチ(セルビア) 2勝1敗
(7)
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン) 0勝3敗
【グループB】(2)F・ティアフォー 2勝1敗
(3)
U・アンベール(フランス) 1勝2敗
(6)
M・イメル(スウェーデン) 1勝2敗
(8)J・シナー 2勝1敗
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