女子テニスのもう1つの最終戦であるWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は大会5日目の27日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
A・サバレンカ(ベラルーシ)が第1シードの
K・ベルテンス(オランダ)を6-4, 6-2のストレートで下し、9月の武漢オープン(中国/武漢、ハード、WTAプレミア5)に続く今季3勝目、キャリア通算5勝目をあげた。
>>大坂らファイナルズ組み合わせ表<<>>大坂vsバーティ 1ポイント速報<<21歳のサバレンカはこの日、ファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。17本のウィナーを決めて3度のブレークに成功すると、ベルテンスに1度もブレークポイントを握らせずに1時間16分で勝利した。
女子プロテニス協会WTAの公式サイトにはサバレンカのコメントが掲載されている。
「今までよりも攻撃的にプレーし、試合を通して終始冷静にいられたと思う。それがベルテンスのサービスをブレークすることにつながったし、プレーを一貫させることに役立った。毎ポイント集中して、精神的にを落ち着くことに努めた」
敗れたベルテンスは、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミア・マンダトリー)に続く今季3勝目、キャリア通算10勝目とはならなかった。
WTAエリート・トロフィーは、WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)に出場出来なかった上位選手たちが出場。
試合方式は3選手、4グループに分かれて総当たり戦を行い、各1位になった4選手が最終トーナメントへ進出する。また、この時点で勝ち負けの数が同数の場合は獲得セット数、それも同率の場合は失セット数で争われる。
各グループの組み合わせとラウンドロビン終了時点の勝敗は以下の通り。()内はシード順位
【アザレア・グループ】
(1)K・ベルテンス 2勝0敗
(8)
D・ヴェキッチ(クロアチア) 0勝2敗
(10)
D・ヤストレンスカ(ウクライナ) 1勝1敗
【カメリア・グループ】
(2)
S・ケニン(アメリカ) 1勝1敗
(7)
A・リスケ(アメリカ) 0勝2敗
(11)
K・ムチョバ(チェコ) 2勝0敗
【オーキッド・グループ】
(3)
M・キーズ(アメリカ) 1勝1敗
(5)
P・マルティッチ(クロアチア) 1勝1敗
(12)
ゼン・サイサイ(中国) 1勝1敗
【ローズ・グループ】
(4)A・サバレンカ 2勝0敗
(6)
E・メルテンス(ベルギー) 1勝1敗
(9)
M・サッカリ(ギリシャ) 0勝2敗
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