テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第5シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)を7-5, 6-3, 5-7, 4-6, 6-4のフルセットで破り、2017年以来2年ぶり4度目の優勝を果たした。試合後に涙を流したナダルは、表彰式のスピーチで「とても感情的」と語った。
決勝戦、ナダルは第1・第2セットを連取し、第3セットもメドヴェデフから先にブレークする。しかし、そこから反撃されてセットカウント2-2に追いつかれた。
ファイナルセット、ピンチを迎えるナダルだったが第5・第7ゲームでブレークに成功。第9ゲームではチャンピオンシップ・ポイントを逃すも第10ゲームをサービスキープ。5時間近くの死闘を制したナダルは四大大会19勝目をあげ、歴代最多20勝を誇る
R・フェデラー(スイス)に迫った。
ナダルは「本当に大きな意味がある。とてもタフだった」と述べた。
続けて「とても緊張したし、(ファイナルセットの)5-2や5-4の時はほとんど感覚がなく、コントロールできないくらいだった」と明かした。
一方、敗れたメドヴェデフは惜しくも四大大会初優勝とはならなかった。
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