国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細)

松岡修造、全米OPを語る

2019年シーズン最後のグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)が、現地8月26日に開幕する。大会を前に日本テニス協会強化副本部長でWOWOWテニス解説者の松岡修造氏が、活躍が期待される錦織圭、大坂なおみを中心に、大会の見どころについて語った。

まず男子シングルスには、今季の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の2つのグランドスラムを制したN・ジョコビッチ(セルビア)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で12度目の優勝を果たしたR・ナダル(スペイン)が顔を揃えるほか、38歳にして現在も世界ランクでトップ3を維持するR・フェデラー(スイス)も出場。全仏オープン準優勝のD・ティーム(オーストリア)、昨年の最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で優勝した若手の筆頭といえるA・ズベレフ(ドイツ)や強烈なフォアハンドを武器にするS・チチパス(ギリシャ)らも、初のグランドスラム優勝を狙っている。

しかし、最も注目すべきは錦織圭だろう。昨年のウィンブルドン以来、グランドスラムでは5大会連続でベスト8入りを果たし、抜群の安定感を誇っている。そして、今回の全米オープンでは念願のグランドスラム初優勝を虎視眈々と狙っている。

松岡修造氏

松岡氏も「今季はものすごく安定感があります。現在(8月13日時点)ランキング5位にいるということは称賛されるべきだと思います」と今季の錦織の調子の良さを感じている。

一方で、「安定感はあるけど、ビッグネームに当たると勝てないというイメージを持っている人も多いと思います。また、錦織選手の中にもそういった思いがあるのではないでしょうか。『ベスト8までは入れるが、ジョコビッチ、ナダル、フェデラーというビッグ3には勝てない』と自分で想像してしまうのです。その想像を打ち消すことが、さらに上に行くには必要です」と松岡氏は語る。

錦織にとっては、全米オープンは相性のいい大会である。2014年にはジョコビッチらを破り準優勝。2016年もA・マレー(イギリス)を退けて4強入りを果たした。そして昨年も準々決勝で宿敵M・チリッチ(クロアチア)を破りベスト4入りした。しかし、優勝を狙うにはこのビッグ3を倒す必要がある。

松岡氏は「ビック3に勝つには、まずは相手が100パーセントでないことです。トップ選手でも常に100でプレーすることはありません。ただ、錦織選手のほうは100に近い状態で臨むことが必要です。例えば、ウィンブルドンのフェデラー戦の第1セットは100でした。その状態をいかに維持するかが重要になります」と、まずは自身のコンディションを上げることの必要性を強調する。さらに「その100に近い状態を出す条件は、まずは体力、2番目が集中力。そして 3番目が自分はできると信じること。この3つがすべて揃わないと、1人に勝つことはできても、2人は無理だと思います。優勝するにはやはりこの100パーセントの状態が欠かせません」と語る。

しかし、そのビッグ3も今が最も脂が乗っていると松岡氏は言う。「ビッグ3はさらに進化しているのです。錦織選手と対戦したウィンブルドンのフェデラーは、間違いなく全盛期よりもうまくなっています。ジョコビッチはより攻撃的になり、ナダルもネットプレーをするようになりました。しかも、ビッグ3はみんなよく走る。これは人間を超えていますね。とにかく彼らは今が一番いいテニスをしているのです」

一方で、若手選手に対して松岡氏は「本来であれば、ティーム、ズベレフなどがすでに世界一になっていなければいけない。ティームはコーチが代わってプレーに安定感が出てきたし攻めもバラエティ豊かになっている。ズベレフもパワーがあるし脚力も強い。しかし彼らはビッグ3にはなかなか勝てない。もっと自信を持って、主導権を持ったテニスをしてほしい」と語っている。

女子シングルスでは、何と言っても昨年の全米オープンで日本人プレーヤーとして初のグランドスラムを制し、さらに1月の全豪オープンも優勝した大坂なおみに大きな注目が集まる。しかし、グランドスラム2大会連続制覇をいう偉業を成し遂げた彼女も、今季の中盤以降は思ったようなプレーができていないように見える。松岡氏もそんな彼女を心配する。

「全米、全豪で優勝したときに比べて、テニスの質、レベルは相当落ちていると思います。特に走らされたときに我慢できなくなっています。その原因はやはりメンタル面です。コーチが代わり、周りの環境も代わり、マスコミから追いかけられる立場になった。人生で一番辛い時期だったと思います。なので、プレーしていても、大坂選手からは心の底から燃えるものをなかなか感じ取れません」

しかし、昨年、全米オープンでの大坂選手の優勝の確率を「ゼロか100か」と占った松岡氏は、今年もやはり「もしかしたら 1回戦負けもあるかもしれません。一方で優勝もあるかもしれません」と再び大胆に予想する。

「それは大坂なおみというのは特別な選手だからです。ほかの誰よりもパワーを持っていて、はまったときは本当に強いです。彼女に今言いたいのは、小さく収まるなということです。彼女の良さは粗削りなところ。そんな彼女からとてつもなくすごいショットが生まれるのです。吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、今はそれでいいと思います。とにかくもっと大胆さを出してほしいですね」

今シーズンのグランドスラムは、全豪は大坂なおみ、全仏はA・バーティ(オーストラリア)が、そしてウィンブルドンはS・ハレプ(ルーマニア)が制した。松岡氏は今の女子のテニス界を「誰が勝ってもおかしくはない混戦状態」と分析している。「誰でもシンデレラになれる状況です。ですから、見ているほうはとても面白いのです」

そんな中で松岡氏は2人の注目選手を挙げた。1人はS・ウィリアムズ(アメリカ)だ。「セリーナは、昨年の借りを返すために優勝しか狙っていません。彼女はメンタルが全然違う。そして37歳になった彼女のプレーは世界中に勇気を与えています」

もう 1人は 15歳のアメリカ人選手、C・ガウフ(アメリカ)(アメリカ)だ。彼女は今年のウィンブルドンの 1回戦でV・ウィリアムズ(アメリカ)を破り4回戦まで進んだ。「メンタルのタフさがすごい。きっとセリーナのようになる」と太鼓判を押している。

全米オープンは、グランドスラムの中でもエンターテインメント性の高い大会として知られている。センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムは観客約2万 3000人が収容できる世界最大級のテニス専用競技場。また、2018年からはルイ・アームストロング・スタジアムでもナイトセッションが行われるようになった。スタジアムでは、大音量のBGMが流れ華やかにショーアップされる。まさに “テニスのお祭り”と言える大会だ。

「会場から出てくるエンターテインメントのエネルギーをどうやって自分に注入するか。それが活躍できるかどうかのポイントでもあります。昨年の大坂選手は、それを注入したのです」と松岡氏は語る。

日本人選手は錦織と大坂のほかに、西岡良仁、土居美咲が本選出場予定。また、ダブルスにはマクラクラン勉、青山修子、二宮真琴、車いすシングルスでは国枝慎吾と上地結衣も出場を予定している。

果たして錦織選手の悲願のグランドスラム初制覇なるか、また大坂選手は連覇を達成できるのか。今季最後のグランドスラムの行方を、期待を込めて見守りたい。

◆◆◆ WOWOW 番組情報 ◆◆◆
「全米オープンテニス」
【放送日】8月26日(月)~9月9日(月)連日独占生中継
WOWOWプライム、WOWOWライブ
※第1日無料放送

■詳細・配信スケジュールはこちら>

〈関連番組〉
「週刊テニス NAVI 全米オープンテニス2019開幕直前スペシャル」
【放送日】8月26日(月)夜11:00
WOWOWライブ
※無料放送

「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM 車いすテニス 日本女子のエース:上地結衣」
【放送日】 8月31日(土)午前10:00
WOWOWプライム
(2019年8月21日10時54分)

その他のニュース

10月8日

坂詰姫野 実力者破り8強 (8時55分)

シナーとアルカラス 今季対戦は1度のみ (8時00分)

10月7日

錦織圭引退のジャパンOP 観客過去最多 (21時24分)

全仏OP優勝の平木理化 詐欺で起訴 (19時44分)

坂本怜 マスターズ2度目の初戦突破 (17時56分)

世界9位 快勝で2年ぶり8強 (16時57分)

【1ポイント速報】島袋将・坂本怜 上海マスターズ1回戦 (15時55分)

島袋将 8大会連続で初戦敗退 (15時36分)

世界1位シナー 怪我で今季終了 (9時36分)

ジョコ 39歳で102度目のツアー制覇 (8時31分)

10月6日

坂本怜 激闘制しマスターズ本戦入り (21時37分)

アルカラス 日本で連覇「特別な場所」 (21時23分)

西岡良仁 腰負傷で無念の途中棄権 (21時03分)

アルカラス 東京で復活V「長い道のり」 (20時49分)

アルカラス ジャパンOP連覇達成 (19時49分)

大坂なおみ 世界8位に惜敗で8強逃す (19時05分)

引退の錦織圭へ 恩師が労いの言葉 (18時40分)

【全文】錦織圭 引退スピーチ (18時02分)

【1ポイント速報】アルカラスvsレヘチカ (17時57分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsムチョバ (16時05分)

【1ポイント速報】日本勢 上海マスターズ予選決勝 (15時32分)

小田凱人 東京で頂上決戦制す (14時59分)

望月慎太郎 マスターズ本戦入りならず (14時24分)

世界5位 観客にボール直撃で失格 (9時54分)

ボール直撃で失格、ジョコ戦でまさか (9時51分)

10月5日

決勝はアルカラス「最大の挑戦」 (22時37分)

アルカラス「良いプレーできなかった」 (21時37分)

ジャパンOP 初出場で決勝進出 (20時35分)

アルカラス 熱戦制しジャパンOP連覇王手 (19時00分)

西岡良仁 シード破り9ヵ月ぶり白星 (18時47分)

坂本怜 上海マスターズ本戦王手 (17時54分)

望月慎太郎、ダニエル太郎に逆転勝ち (15時10分)

【1ポイント速報】坂本怜ら 上海マスターズ日本勢予選1回戦 (13時05分)

錦織圭 12月のエキシビに登場 (12時48分)

有明コロシアムに錦織圭への巨大メッセージボード、ファンが感謝つづる (11時43分)

住友ゴムがATPツアー7大会の使用球契約を獲得、年間シェア48%に (11時39分)

アルカラスら ジャパンOP4強出揃う (9時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!