男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
錦織圭が第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を7-5, 7-5のストレートで破り、2017年以来2年ぶり5度目のベスト4進出を果たした。
>>錦織vsシャルディ 1ポイント速報<<>>錦織らブリスベン国際 対戦表<<この日、第1セットを先取した錦織は第2セットに入るとディミトロフに流れが傾き、ゲームカウント1-4とリードを許す。しかし、ウィナーを決めるなどで息を吹き返すと第10ゲームから3ゲーム連取の猛攻で勝利。1時間40分でストレート勝ちをおさめた錦織は右拳を握りしめた。
ブリスベン国際のツイッターには錦織のオンコートインタビューの動画が掲載されており「タフな試合になると思っていた。彼(ディミトロフ)は素晴らしい選手で、厳しいラリーもたくさんあった。お互い、いいプレーをしていた。今日のプレーには満足している」とコメント。
錦織はディミトロフに2017年のブリスベン国際決勝で惜敗していたが、今回で雪辱を果たした。
「3セットにいくかと思っていた。第2セットで彼はよりいいプレーをしてきた。1-4とリードされて、それまでの数ゲームよりいいテニスをしなければと思っていた。最後の数ゲームはとても安定したテニスができたし、勝ててうれしく思っている」
2017年に右手首のけがを負った錦織はタフなシーズンを送ったが、昨年1月に復帰すると11月にNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)へ出場、さらに世界ランキングではトップ10へ返り咲く活躍だった。
インタビュアーに「かつてトップ5にいた頃のテニスが戻ってきていると感じているか?」と聞かれた錦織は「そう感じている。またトップ5へ戻りたいと思っているし、それが次の目標。去年の終盤は最高のテニスができたし、今週もそれができている。この大会からシーズンをスタートさせることができてとてもうれしい」と意欲を見せた。
準決勝では、世界ランク40位の
J・シャルディ(フランス)と対戦する。シャルディは準々決勝で予選勝者の
内山靖崇をフルセットで下しての勝ち上がり。
「全豪オープンテニス」
2019シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープンテニス。全米女王に輝いた
大坂なおみ、そして錦織圭が頂点を目指す!現地の感動と興奮を生中継でお伝えする!
【放送予定】
2019年1月14日(月・祝)~27日(日)連日生中継[第1日無料放送]
■詳細・放送スケジュールはこちら>
■ 関連ニュース
・大坂、世界11位破り4強へ・錦織ら 全豪OP本戦出場一覧・錦織「かわいそうに思った」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報